'twas Hell Said Former Child
カナダの高速メロディック番長Belvedereの3rdアルバムです。
全曲10曲とあっという間に聴き終わってしまい、何度も聴きたくなります。
Strung Out等、高速&テクニカル好きには超オススメです!
バンドは残念ながら2005年に解散しています。。。
Amelia Bedelia 4 Mayor (I Can Read Book 2)
アメリアはロジャース夫妻の家のお手伝いさん。料理は上手なんだけれど、言われたことは何でも言葉通りに受け取ってしまうのが困りもの。でも今回は、ちっとも公約を守らない市長に不満な人達の応援で、市長選に立候補する羽目に。そうアメリアなら何でも言われたとおりにやりますもんね。2人は激しいディベート合戦に!でもそこで市長は公約を守ると約束したし、アメリアは立候補を取りやめました。グッドニュースと喜ぶロジャース夫妻を尻目にアメリアは、"White Houseに行く"と..ええっ!アメリアは大統領になるつもりなの??
run for office, iron out, big shoes to fill, put in two cents, throw your hat in the ring, sitting on the fence, get rid of red tape...なんて熟語集によく出てきますね?必死で暗記していませんか?それよりこのアメリア・ビディーリア楽しんで下さい。上記の他にもphrasal verb満載。単語帳よりもずっと頭に残ることでしょう。英語初心者に楽しく、上級者に役立つ本と言えるでしょう。
追われる男 (創元推理文庫)
名作。新訳で再登場です。
後半にいたるまで、この男が何に追われているのかわかりません。しかし、知恵と体を使って逃げる逃げる。洞窟の中で山猫と友達になったりして、なんとも渋いです。そしておぼろげにわかってくる彼の本当の敵ー。誰にも泣き言を言いません。それを抑えに抑えた文体が感動的に描きあげます。
冒険小説、スパイ小説の元祖というより、むしろ今日のハードボイルド・アクション小説の元祖ー、というような気がしますが、どうでしょうか。
祖国なき男 (創元推理文庫)
よく分からない、と言うのが正直な感想。
前作は1960年(本国での出版は1939年!!)で、その続編である本書も1982年出版で、それを2010年に読んでいる。
実に70年。前作を読んでいないと、やっぱり主人公の執念の源が良く伝わらない。
かと言って、前作をどうしても読みたい、という気分にもなれない。
やっぱり、というか要するに、古臭い、というのが正直な感想。
時代もあるのだろうが、主人公がまじめ過ぎる、と言うのもなんだか馴染めない。
ヒトラーの暗殺を狙うほどの男のくせに、ドイツ兵を倒すのに、<自国が参戦しているから>正当な行為とか、
自分に説明が必要なんて、ちょっと....
訳者曰く『この作品は、主人公の、人間とはなにか、そして闘いとは何かを巡る自分自身への弁明の物語』だそうで、
ちょっと冒険小説とは違う気がする。
なにも今頃出版しなくても良いと思うのだが。