日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)
厩戸王子が天才で超能力者でアダルトチルドレンでゲイ、で蘇我毛人に惚れている。
そんな大胆なストーリーですが、政治的な骨子がしっかりしており(ほぼ史実どおり)
歴史好きにもとっても楽しめる作品です。
仏教が政略的に利用されていく過程や、豪族同士の覇権争いなど、
リアリティがあり人間くさく、遠い昔のことなのに身近に感じられます。
ところで毛人が愛する女性、布都姫がつまんない女で、
「何であんな女がいいのよっ」て厩戸や刀自古ちゃんが逆上する気持ち、わかるなあ。
テレプシコーラ(舞姫) 第2部 (4) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
体調がどんどん悪くなる六花ちゃん、いよいよローザンヌ準決選という一つの山場を迎えます。
やはり・・・風邪が災いして思うような結果が残せず悔しい思いをするのですが、これほど物凄く悔しい思いをしたことが、後々プラスに動いてくれるんでは無いかと期待しています。さほど期待されていないと思い、私は一体何をしにきたのだ?と自問自答さえしていた彼女なんだから・・・
で、雑誌も読んでいますが、いやぁ引っ張ってくれますよね。もちろんローラ・チャンがファイナルで見せた踊りには目を奪われましたが・・・
遅い展開だ〜と半ばダルダルな気持ちで読んでたんですけど、最新号(ダ・ヴィンチ8月号)ではなかなか面白い展開がありました。
これで気になっていた伏線らしきもの(六花ちゃんの予選のビデオ、一体何が写ってたの?とか)が一気に明かされるかもしれないと期待しております。
頑張れ〜六花ちゃん。
妖精王 [DVD]
北海道の森の中に妖精の国があり、ある病気がちな少年が『妖精王』として迎えられます。前の妖精王はどうなったのか?その少年が妖精王になることに反発する勢力とは?右も左もわからない妖精の世界で、少年が頼れるのは従者クーフーリンだが、彼は前妖精王の婚約者を寝取ったとの噂が。鹿の子供パックとともにダークエルフの女王、クイーン・マブの城のある摩周湖へ妖精王の証の水の指輪を取り戻すべく旅立つのだが。
独特な筆者の世界観がいまいち伝わりにくいのですが、原作を読んでからみればいいでしょう。