RONDE 輪舞曲
スーパーファミコンの「魔神転生」シリーズ(女神転生のウォー・シミュレーション版として作られたブランド)のサターンオリジナル作。
途中の選択肢によってストーリー、エンディング、仲間になる人物、悪魔がどんどん変わっていく仕組みです。
タクティクス・ウォー・シミュレーションタイプの作品で、立体的に書いた2次元の絵ではなく、ポリゴンによる実際の3Dですので、建物の陰に隠れて見えづらいユニットなども360度視点を回転させて見やすい位置に変えることも可能。
難点はCGの出来が良くない事。
人物に妙なテカリがあって、独特のCGムービーです。
ウォー・シミュレーション・ゲームの最大の弱点は、「何度も同じようなHEXバトルを繰り返していると飽きてくる」ことなのですが、そこを盛り上げてくれるのが途中に入るムービーです。
そこの出来にもうちょっと力をいれて欲しいところでした。
CD2枚組というボリュームですが、出来は平均点くらいで決して悪くは無いですが、もうちょっと丁寧に作ってくれたらよかったゲームでした。
魔神転生 (5)
連載当初から読んでました。驚きましたよ、まさか『魔神転生』をマンガ化するとは!
このマンガは本当に優れています。原作に忠実に描くと5巻で終るはずがない。上田先生はストーリー上重要な部分をピックアップすることで軽量化、とてもスリムなものにまとめ上げています。またキャラクターも魅力的。主人公とヒロインはおよそ『真・女神転生』シリーズらしくないですが十分に好感持てます。原作では女神イザナミが重要な鍵を握っていることもあって、日本神話と結びつけた話の運びもうまいです。
絵が荒い点は評価が割れそうですが、原作が好きな人は十分に楽しめると思いますよ。
魔神転生
PS以前、『真・女神転生』シリーズに1つの不満がありました。それは2D視点のRPGだと、悪魔を操っていることをリアルに実感できないこと。この不満をSLGにすることによって見事に解消してくれたのが『魔神転生』でした。主人公が悪魔使いなのだから、やはりそこがリアルでなければ。自らの戦略に沿って大好きな仲魔を使う! 最高!
また悪魔が美麗であることも特徴。色違いで同じ絵の使い回しも目立ちますが、『真・女神転生』シリーズの小さいドット絵とは躍動感が違います。今にも画面から飛び出してきそう! 特に四天王や女神たち、コワトリクエやチェンロンの美しさは今も記憶に鮮やかです。PS以前では一番良かったです。
また当時新しかったのは仲間を育てると特殊攻撃を覚えること(合体で継承可能)。ダンジョンに何回も入ることができ、経験値を稼ぐのも容易なので、有効な悪魔をたくさん育てて、かつ合体の鬼と化してた(…)。ある意味『真・女神転生』よりも悪魔スキ度が分かってしまうかも。レベル上げがあまり苦痛にならない人は『真・女神転生』以上に中毒の可能性あり。
魔神転生2(スパイラル ネメシス)必勝攻略法 (スーパーファミコン完璧攻略シリーズ)
ロウ・ライト、ロウ・ダーク、ニュートラル、カオス・ライト、カオス・ダークの全5つのルートがラストバトルまで解説されています。
各ステージの解説は詳しいとはいえませんが、イベント発生の条件が述べられていることは助かります。特に後半、各ステージのクリア時に特定の条件を満たしていると(ターン数、倒した敵の数など)強力な武器・防具がもらえるので、その条件が記されている点は大いに参考になりました。
また悪魔データーでは、各悪魔が覚える特殊攻撃《エキストラ》がすべて明らかにされています。エキストラは合体による継承が可能なので、仲魔の育成にも戦略性が出て大助かり。どんなエキストラを集めて、最終的に合体で何を作るかを考えるだけでも結構楽しい。
基礎的なデーターは十分に提供してくれます。
魔神転生2 エクセレンス・サウンド・コレクション
最初の方の曲は、テクノサウンドにアレンジされていました、それと歌も入ってます。
かなり良かったです、魔神好きとテクノ系が好きな人は買っても良いのではないでしょうか?