花嫁のパパ(字幕スーパー版) [VHS]
スティーブ・マーチンが演じるのは、靴の製造会社社長、ジョージ・バンクス。ローマ留学から帰ってきた22歳の娘が、向こうで出会ったアメリカ人の彼氏と結婚すると言い出す。娘を溺愛していたジョージは大ショック。しかし、反対する事もできず、いやいやながら結婚式への道のりを歩き始める。スティーブン・マーチンが好きな人(私も含め)は、こんな素敵なパパならお嫁になんか行かない!と思いそうなところですが、フィアンセの青年がまたいいやつで魅力的なんです。映画に出てくる家も庭も美しくて、特に結婚式パーティー用に飾り付けされたときの家は最高にロマンチックです。教会でaisle(バージンロード)を花婿に向かって一緒に進んでいく父と娘の姿は何度見ても泣けます。コメディなので、ハッピーになりたい人は是非観てください。
パパはニュースキャスター 帰ってきた鏡竜太郎スペシャル ~あれから7年、愛たちがハタチになった!失恋、不倫、男性恐怖症、花嫁の父となるか竜太郎~ [DVD]
この作品の伴一彦さんは大変優れた脚本を書いてる人である。私が何時も面白いと思った作品の脚本家は大抵この人だと言ってもイイ。この人が書いたものは大抵面白い。しかも「コミカルなものからシリアスなものまで面白い」のであるから大したものだと思う。コミカルなものとしては他に「子供が寝たあとで」や、シリアスなものは「ストレートニュース」「サイコドクター」などがある。
80年台のに本には優れたテレビドラマが多数存在しているが、この「パパは・・・」はその中でも最も優れた作品の中の一つだ。田村正和の三枚目役は超が付くハマリ役。それに浅野温子演じる米崎美幸は彼女の演技人生の中で最もハマリ役なのではないだろうか。妙に違和感無く、やたら自然に映るのである。これに出ている彼女を見ていると何だか心和むのである。三人の娘達に加えて四人目の娘みたいで。
花嫁のパパ [DVD]
皆さんのレビューどおり
本当に暖かい気持ちになれる映画です。
誰もが、けなしたくない映画の一つでは?
パパことスティーブ・マーチンは最高の演技
というか、いつもどおりの演技で、はまり役です。
キレル
と
悲しい
これを面白おかしく演技させたら世界一の彼が、
娘を奪う婿 に ”キレ”
娘 の巣立ちに ”悲しむ”
娘の結婚という本テーマがはまらないわけなし。
思わず ”婿に”と書いたが、
実際にキレル対象は披露宴業者やスーパーの店員などで、
婿に対してはあくまでも紳士です。
婿に対して嫌がらせをする映画もあるかも、でも彼はそれをしない。
店員などに対してもそうです。
キレてはいるが、意地悪はしない。
彼に限らず悪意のある登場人物が皆無なのも◎
見終わった後の後味が格別なのはこの辺に起因する。
準主役=パパの奥さん役がダイアン。
彼女は娘の連れてきた婿を気に入り、手放しに娘を応援するわけですがが、
目上の方に失礼だが、とにかく笑顔がかわいい。
こちらもはまり役です。
本当に娘の結婚を喜んでいるようにしか見えない。
彼女を見ていると、
男性(パパ)と違い女性(ママ)は
自分が結婚するかのような気持ちで
娘の結婚をとらえているように見える。
勉強になる。
Father Of The Bride II: Music From The Original Motion Picture Soundtrack
一曲目のGive me the simple life"のアレンジと歌い方、まさにこの映画のパパの心情をよく表現していると思います。映画オープニングとともに流れるこの曲、ラスト見終わっても心に残ります。他のナンバーは映画を見てないと
ちょっとということで、星3つ。