Sleeping Beauty
絵を描いたのは、Kinuko Y.Craft という、世界で有名な日本人画家だそうで、今まで知らず驚きました。
お姫様も、王子さまも、建物や楽器や植物も、それはそれはきめ細かく美しい絵です。
大人もじゅうぶんに鑑賞できる絵本だと思います。
でも一番すばらしいのは「表紙」で、「シンデレラ」も同じでした。
Kinuko さんは、だんな様と二匹の犬と、コネチカットに住んでいらっしゃるそうです。
彼女についてすぐに調べられるアドレスも書いてありました。
眠れる森の美女【日本語吹替版】 [VHS]
ディズニー・アニメーションで最も色彩の素晴らしい傑作ではないでしょうか。 子供のころ映画館で、この作品を見てパンフレットを買ってもらい、3人の妖精やオーロラ姫、そして邪悪な魅力をたたえた魔女マリフイセントの絵を一生懸命に描いた日々を昨日のことのように想い出します。もう40年以上経ってしまったんですね。
オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に [DVD]
どんな世界もプロフェッショナルの厳しさがありますが、いずれにしても自分に対して甘くない・・・できる、できないと言ってはいても、結論は結果を出すためのプロセス。このDVDを見て感じました。見た目だけの美しさだけでなく、自分に厳しい生き方を選んだデュポンの心の強さを垣間見るDVDです。また、ルグリとのパートナーシップもお互い一流の芸術家としての妥協しない姿も見ることができたと思います。個人的には・・・怪我で降板しましたが、練習風景のマチアスの何というか溢れるくらいの明るさと音楽性ある踊りに嬉しくなってしまいました。
ルドルフ・ヌレエフ振付・演出「眠れる森の美女」プロローグ付3幕 [DVD]
舞台装置と衣装が非常に素晴らしいです。さすがにパリオペラ座と思わせる豪華な舞台です。
ようやく産まれた一粒種のオーロラ姫は、なんといってもフロレスタン王の大切な大切な箱入り愛娘なのですから絢爛豪華な装置と衣装で良いのです!(が、この衣装はさぞかし重いだろうなぁ・・・同情しますわねぇ)
気高く高貴なオレリー・オーロラ!
輝くような笑顔のオレリーはオーロラ姫そのものを体現しています!
現代のオーロラ姫の中でもトップクラス!(A・コジョカルと双璧か!?)
危なげないローズアダージォ!(パリオペは超難易度のバージョン!)
眠りから覚めたときの初々しい演技!
この作品での見所のひとつは、なんといってもデジレ王子(ルグリ)のソロ!
グランエトワール・ルグリ・デジレのパーフェクトなソロ!
伯爵夫人(ユレル)とお行儀良く踊るのも素敵!
憂いに充ちロマンティックに踊られるソロは圧巻です!
ヌレエフ振付の「パ」をこれほど見事に踊れるダンサーはルグリだけでしょう!
文句なく世界一のデジレ王子でしょう!
この「眠り」感動的キャストなんです。
オペラ・バスチーユの舞台上で、現エトワール数人が一緒に踊っているんです!
妖精役でジロとプジョル(白猫もキュート!)が!
フロリナ王女のムッサン、ブルーバードはペッシュが!
この映像は世界一贅沢なキャストの「眠り」に間違いないでしょう!
眠れる美女 (新潮文庫)
この作品ほど、読んでいて気持ちの悪い小説を体験したことがない。内容から、文体から、気味が悪くて仕方ない。三島由紀夫の「仮面の告白」も大概だが、ここまでくれば本物の変態だ。素材や出来事で猟奇的なものは数あれど、この世界の発想、嗜好、思考、行動、今でも思い出すだけで鳥肌が立ってくる。これほど怖い小説はない。性への執着で並び称されることもある谷崎潤一郎の小説が、一方で性や女性に対してどこかとても醒めている視線をいつでも保持しているのに比べ、ここでは性への100%のオブセッションが貫かれている。
ある種極北、といった感じ。正直、自分はついていけないほどの濃さ。凄い。