Hounds of Love: Classic Album Under Review [DVD] [Import]
前から思っていたのだが、KateBushのVideoClipはすばらしい。なぜDVDで発売されないのだろうと思っていたが、これがそうなのか、、、、2009年2月発売と言うことなので、もう少し様子を見て、買うことにしよう。
天使と小悪魔
ケイトはすんなりとデビューした人ではない。それが
明らかにされたのは1987年。自分で売り込んで方々の
レコード会社からお断り。売れない、病的、腐れ音楽と
散々でした。それで家族が音楽界で働いていた友人に頼
み、その知己にピンク・フロイドのギルモアがいてケイ
トの歌を聞いて貰い、デモを作って再度レコード会社へ。
それでもダメで、それならと3曲程スタジオで本格的に
レコーディングし再びレコード会社へ持っていってやっと
デビューにこぎつけた。それが1975年の秋。
(その録音の曲が1stLPに2曲程入っていたと思う)
〜2枚目のアルバムが同じ年に発売になったのは曲の
ストックが1枚目の頃、ほぼ揃っていたからです。
彼女は最初で最後の来日と言える東京音楽祭で78年、
【ムービング】を歌い、銀賞になった。(番組を見た人
いわく、ケイトだけ浮いていたよと)
このデビュー盤は、日本でケイトのアルバム中、一番売れ
たものだった。他人がプロデュースすると変わってしまう、
このアルバムの仕上がりは私が望んだものではなかったと
いう理由から、ケイトは3枚目(80年リリースの【Never
ForEver】)から自分でプロデュース迄するようになる。
そして単なる女性アイドルのシンガー・ソングライター
の器ではなかった事を証明してゆくようになります。
〜ケイトはイギリスではすぐにスターダムに上がったが、
USAでは遅く、89年になってからでした(S・ワールド)。
イギリスでのデビュー・シングル【嵐ヶ丘】が77年晩秋、
一番になってイギリスのレコード会社は祝杯を上げたらし
い。それ迄、英チャートをアラしていたのは、スウェーデン
のアバだったからです。(英ではファンは多かったが音楽
業界はアバを嫌)
ケイト・ブッシュ・ライブ [VHS]
映像は、やはり古いので最初はとっつき難いのですが、じっくりみるととても素晴らしいショーであることが判ります。ケイト・ブッシュのパフォーマンスは本当に隅々まで考えられており、一挙手一同に意味があります。ビデオ・クリップでも同じパフォーマンス(ダンス)が観れますので、是非堪能して戴きたい作品です。
ケイト・ブッシュ詩集
CDのライナーの訳詞と比較しても、この詩集の方が意味がわかり易く、非常に詩的で良いです。しかもボックスに入っておりましたレア・トラックの詞も掲載されておりますので、ケイト・ファンには必需品ではないでしょうか。
material
第一印象は個性的でした。限定したTargetを対象としたコアなFUNに向けた神秘的で不可思議な印象を受けましたが、これに嵌る人も少なくないと感じました。メロディーを聴くというよりも音の組み合わせを聴くという感覚に陥るのですが、これにFUNではない筆者も嵌りました。FUN以外でも、最近の音楽にも飽きたという人に特にお勧めできるような気がいたします。