女性アナウンサーが教える 好感度アップの66の法則
私の仕事柄、女性が集まる場所柄、とてもタイムリーな本でした。
またこのくらいは知っておいて欲しいと思うことをこの本ではとてもわかりやすく、やさしい言葉で丁寧に紹介しています。
著者の経験をとおしてアナウンサーという華やかな仕事内容だけではなく、他人に対してのココロ使いをさりげなく教えてくださる点が、誰もが必要と感じる「好感度アップ」へのヒントになる本だと思いました。
月刊ときめきメモリアル(15)
金月真美のゲストリップスには古式ゆかり役の黒崎彩子さん。
バスルームトークは久々登場、川口雅代さんによる片桐彩子。
あなたが選ぶときメモソング座談会には
さゆ鈴、作曲家の宮島律子、この歌を歌う永井信子のトークです。
CDドラマの主役は館林見晴です。
闇を横切れ [DVD]
こんなマイナー作品レビューを書いても誰も見てくれないと思うけど、AMAZONNさんの勧めもあるし、結構面白かったし、購入の一助になればと思い、レビューします。
私の母親は(中学のときに亡くなりましたが。)、メロドラマ、美男俳優(特に市川雷蔵)の大フアンで、そのため小さいときから、月4〜5回は、松竹、大映の映画に連れて行かれましたが、もう退屈で退屈で!!
その為、増村監督の作品かなり見ています。氷壁は、切れるはずの無いザイルが切れ、其れに三角関係が絡み、子供心にも深く印象に残っています。
ストリーは、地方の権力者深く結びついている悪玉を、意欲に燃える若手新聞記者が、己の身を賭して、それを粉砕しようとする、それに殺人事件、裏切り、ロマンスが絡みます。
増村は、フェリー二、ヴィスコンティーに影響を受けているため、その演出は、モダンでかつスピーディーでしかも大胆です。一般的には、兵隊やくざ、陸軍中野学校、若尾文子の諸作品で良く知られています。
脚本は、菊島隆三、こう来れば面白くないわけが無いじゃないですか。
主演は、川口浩、一般的にはTVの探検隊シリーズで良く知られていますが(これもリアルタイムで見ている人はかなり高齢か?)、も好演しています。
そして、幻の叶順子、いい女ですね。突然の引退が実にもったいない。
山村聡、最後は、筋を通す、実にかっこいい役をしています。しかし、この人、星野仙一に似ていません。興味ある人は、一度確かめてください。
最後に、実に面白い。ぜひ見てください。できれば、デイアゴスティーニで、増村、大映の作品出してくれないですかね......
女経 [DVD]
「耳を噛みたがる女」(増村保造監督、主演:若尾文子)、「物を高く売り付ける女」(市川崑監督、主演:山本富士子)、
「恋を忘れていた女」(吉村公三郎監督、主演:京マチ子)のオムニバス映画。
崑監督曰くこの作品は大映の企画で製作され、監督・主演女優ともに年功序列的なセレクトだったそうです。
とにかく自分たちで存分に愉しいものを作るということがコンセプトにあったとかで、四の五の言わずに見れる、
見ていただきたい作品だそうです。
増村監督の作品はとにかくテンポが良く軽快。彼の初期の作風そのままって感じで見ていてあっという間。
増村監督作品に欠かせない左幸子の脇役も本当に巧いです。
崑監督は正直前半退屈でしたが、中盤からグググと面白さが増して後半まで見ると実に濃厚且つ秀逸な映画的作品でした。
見終わって感じたのは「3本中一番良いかも」。
吉村監督は相変わらず光の使い方が特長的だなと思いつつ、京マチ子との息のあった演出がやはり見もの。
演技はピカ一、3人の中では一番安心して見れます。
前半は蓮っ葉な京都女なんですが後半で魅せる女性らしさが実に妖艶でひきつけられます。
カメラは宮川一夫さん。
とにかく映画ファン、特に60年代の日本映画が大好きな方には間違いなくお薦めできる一本です。
死と彼女とぼく ドラマCD
原作が非常に評判がいいと聞いていますので、原作ファンの方が、声とそのキャラクターがあっているかどうか?と思われるのは、普通だと思います。
なので、そういうところは評価対象ではなく、このドラマCDから、はじめて「死と彼女とぼく」の世界を知ったワタシのような人には、十分、単品で楽しめるすばらしいシナリオと、そのキャラクターを生かしているキャスティングだと思います。
原作がホラーに分類されているとも聞いていますが、ドラマCD自体は、ホラーが苦手という方でも、問題ないと思われます。
逆に、本作品で「死」というものがどういうものか、哲学チックに考えるきっかけになってもいいかな?と思います。死んでしまった人の悲哀や想いや、それを見守る優作とゆかりちゃんからたくさんのことを教えてもらえるような・・そういう良い作品だと思います。