京極夏彦 巷説百物語 DVD-BOX ディレクターズエディション
小説とは違う、アニメならでわの世界でした。とにかく引き込ました。すごいです・・ 小説とは結構違うので、京極さん好きな方(京極さん本人声出してますょ♪)、見てみる価値ありますょ! 知らない方が見るとチョット解りづらいかも知れないですが、かなりの世界観ですので、他のアニメとは全く違います。又市も百介もかなりイイです。お銀さんがかなりセクシーで・・。 とにかく、すごい世界ですっ
巷説百物語 飛縁魔 [DVD]
2007年5月リリース。堤監督の『巷説百物語』の第2弾。原作は『続巷説百物語』の『飛縁魔』。『ひのえうま』の言伝を題材にした作品である。
『ケイゾク』・『TRICK』等での堤ワールドが京極ワールドの再構築映像化をしているわけで、映像表現力は確かにすばらしいのだが、脚本がダメだと思う。特に治平があれではいくらなんでも原作も演じている大杉漣もちょっと可愛そうである。あんな演出京極ファンも堤ファンも誰も求めてはいないだろう。もっとフツーの治平でいいだろうに。
そうは言っても映像化表現力は抜群である。『飛縁魔』白菊を誰が演ずるか興味があったが、小島聖はかなりイメージに近かった。と言うことで良い点と悪い点が混ざり合い非常に評価が難しい出来映えだ。脚本書きを別人にしてでも観る者のイメージを大切にして欲しい。
巷説百物語 (角川文庫)
京極夏彦氏が妖怪機関誌「怪」にて連載していた短編集。
京極作品は分厚くて入りにくい、という先入観がある方にこそおすすめ
したい一作です。一作が70ページ前後とわりかし読みやすく、かつ内容
はきっちりと書き込まれている。たたみかけられるような話の展開に、
毎回にやりとしてしまいます。
京極夏彦 怪 DVD-BOX
『京極夏彦の「巷説百物語」キャラで「必殺」をやってみた…』という感じの作品です。
正直言って末期「必殺シリーズ」よりも、よっぽど「必殺」っぽいと思います(笑)。
「必殺」ファン…特に後期シリーズに不満のあった方や、非主水シリーズ派の人には是非ともオススメしたい一品です!
『「必殺」も好きだし、京極作品も好き…』という方なら、間違いなく面白いハズ!!
前巷説百物語 (角川文庫)
京極夏彦の【巷説百物語】シリーズ第4弾。取り上げる時代としては最も古い。主人公は又市で、彼が20歳くらいの時から物語は始まる。当時より「小股潜り」の二つ名で呼ばれた又市だったが、後と比べてまだまだ経験は浅く、言うことも青くさい。稼業は双六(すごろく)売りで、御行の扮装もしていない。小悪党の彼がいかにして闇の世界の住人となっていくか、その過程を追った作品である。
あくまで又市中心の話であり、後のシリーズ作品に登場する面々はちらっと顔を見せる程度。収められた6つの中編のうち、圧巻は「旧鼠」。運命を変える大事件に遭遇した又市が下す決断は、シリーズファンなら見届けておきたい。