ハイヌミカゼ
元ちとせの歌声は、まるで管楽器。人間離れしている。
時には耳をつんざく雷鳴のようにさえ聴こえてくる。
「ワダツミの木」や「君ヲ想フ」は名曲だと思うし、
「心神雷火」も壮大な雰囲気が出ていて良かったと思う。
ただ、歌声に存在感があり過ぎて、曲自体には魅力を感じにくい。
島田紳助のすべらない沖縄旅行ガイドブック
半年くらい前にテレビの番組で本書が近日中に発売される事を知り、その発売を今か今かと待ち続けていました。・・・・・それがよいよ発売です!
紳助さんのユーモアあふれる/センスあふれる新しいスタイルのガイドブックを期待しています。手元に届くのが本当に楽しみです。
Beach Angels ビーチ・エンジェルズ 篠崎愛 in 奄美大島・加計呂麻島 [Blu-ray]
一応★5になってますが、内容に関しては★3くらいが妥当か…。
映像はさすがブルーレイといった感じで、産毛まで見えます(笑)
ブルーレイ経験値の少ない自分には、十分満足できるレベル。
ただ、収録時間の割に値段は少々高め…
だがしかし、ブルーレイ特典のオーディオコメンタリーが素晴らしい!
素の「篠崎愛」を堪能できます。
特に本編を観ながら恥ずかしがってるところは必見。
まだ未購入で、DVDかブルーレイのどちらを買おうか迷ってる方は、こちらを購入する事をオススメします。
おれのおばさん
ストーリーには起伏があり,涙あり,友情あり,恋もあって面白く読める。
しかし,この本の主人公は一体「おれ」なのか「おばさん」なのか判然としない面がある。
そこに,先週の朝日新聞の書評欄にこの著者のインタビューが掲載されており,本作は,この著者の前作や将来作との連作となる予定とあり,本作は一連の作品の中の1ピースと考えると,納得がいく。
ジャッジ 島の裁判官 奮闘記 DVD-BOX
ジャッジ2が2008年10月25日(土)〜NHKで放送されていたときに、たまたま偶然に本作品を観ました。第2話の途中からでした。
いいドラマだったので、この作品の前作「ジャッジ」の最初から見れなかったことを後悔していました。
NHKのホームページを確認していたのですが、平成21年3月2日に『DVD化が決定!!』とのお知らせが発表されましたので、さっそく購入予約をしました。
本作品の最大の特徴である『裁判官が主人公』という設定は、ドラマ・映画において今までほとんどなかった画期的な設定です。
その設定だからこそ、一般の人はほとんど携わることのない「裁判」という世界を見事に描いています。
「被告」「原告」双方のあいだに入る『裁判官』が法の裁きを判断する。しかし、裁判官も人間なんだよ、ということを伝えてくれる良質のドラマです。
本作品のいいところは、変に脚色することなく裁判の世界が描かれていていることです。
実際の裁判は淡々と進行していくものなので、他の映画やドラマに見られる演出過剰な法廷でのやり取りなどはなく、それがかえって実際の裁判に近しい雰囲気が伝わってきます。
脚本も素晴らしく、実際にあったことをアレンジしているのでリアリティがあります。
また「大美島」という架空の島の設定ですが、実際は奄美大島が舞台です。
南の島という雰囲気からも、人間味溢れるドラマにしてくれています。
私は沖縄が大好きでよく旅行に行きますが、今度は奄美大島へ旅行に行ってドラマの舞台を観て歩きたいと思います。
ドラマ全体から『いいドラマを製作するんだ!』という空気感が伝わってきます。
素晴らしいスタッフで製作されたのでしょう。
こういった良質なドラマをNHKは製作してくれるので、今後も期待したいです。
このレビューを書いているこの時期(平成21年4月1日〜6月10日毎週水曜日18:00〜18:58)にNHKのBSハイビジョンにて再放送されてます。
再放送されるということは、視聴者からのリクエストが相当あったということですね。
ぜひ、みなさんに観ていただきたいドラマです。