Papa told me 〜カフェで道草〜 (クイーンズコミックス)
ストーリーは好きなのですが、知世の顔が丸くて横幅が広くなりすぎではないかと・・・。
昔の絵が、とても好きでした。知世は食べすぎで太ったという裏設定でもあるのでしょうか?
知世の首周りが贅肉に埋もれていて、一度気になると肥満児にしか見えなくなってしまいました。
昔の単行本やポストカード集を読み返してみると、知世は妖精のように可愛らしいく、全体の絵の雰囲気も落ち着いています。
昔の絵を、もっと見たくなり、違うポストカード集か、新たに画集を出版して欲しいと思いました。
やはり絵は重要な要素ですので、昔の絵柄に戻って欲しいです。
Papa told me 〜私の好きな惑星〜 (クイーンズコミックス)
前回の単行本から1年で新書版二冊目。思ったより早いなと初出を確認したら、
ほぼ半分書き下ろしでは無いですか。お疲れです!
前回の新書版の感想で、知世ちゃん始め登場人物の表情の柔らかくなった件を書いた。で、どう変化したか、YY版の1巻から改めて読み返してみると。
昔の登場人物の鼻っ柱って、皆二本線だったのね!
今はあっても一本線で、ともすると鼻っ柱が描かれないんだけど、それが淡い柔らかい表情、空気につながっています。
収録された作品群は掌編ばかりと言って良く、お父さんと知世ちゃんのエピソードに絞って取り上げられています。結果、以前の様にシリアスに様々な痛みと相対する哲学性よりも、微笑と歌と想像力を横溢させる、可愛らしい作品に変貌しています。
それは今作の中盤、「Angel,s eye」に登場するレトリーバー達のありようを、作品で実践するかの様です。
おかげで信吉氏は、泡立て器をふりたてつつ脳ミソが少女化したかのごとき演説をぶつ、「父ちゃんキャラ」に変貌しておりますが、俺としてはそんな信吉父ちゃんがお気に入りなんであります。
Papa told me 〜街を歩けば〜 (クイーンズコミックス)
待望の新刊。
Papa told me の27巻以降の話が収録されています。
なんていうか、話が軽くて
以前のPapa told me の 身を削られるような切なさ、真摯さが薄れた気がします。
なんだかちょっと残念です。