SteelSeries QcK mass 63010
約2年間使い込んだQcK mass。自宅での使用は快適さを十分に与えてくれた。
まずはその大きさ。市販のよくあるサイズでは少しマウスを動かしただけではみ出してしまい、マウスパッドの際(きわ)によく引っかかってイライラさせられた。常にマウスパッドの中心に置いてないと不安になる小ささがさらにイライラを募らせる原因にもなっていた。ところが、QcK massは粗いマウス操作を受け止めるその十分すぎる大きさ。これこそが私の求めていたものだった。これだけ大きければマウスを投げない限り、マウスパッドからはみ出ることは無い。作業に集中できる環境になったのだ。
次に音。布製のマウスパッドなのでマウスを動かしてもほとんど音がしない。無音に近いくらい。これはPCで音楽を聴いている時、映画を観ている時、ゲームをする時等あらゆる場面で目立たず活躍した。布製のマウスパッドを使ったことのない人はそういったマウスの音に無関心だろうが、このマウスパッドを使えばはっきりと音が無くなったことがはっきりと分かるはずだ。ストレスが1つ減ったことを心から歓迎できるだろう。
ところでこのQcK mass、約2年間でずいぶんくたびれてしまった。人によってはもう買い替えの時期かなと思える消耗具合である。傷んできたのは主に四隅の接着。QcK massの布部分がそのすぐ下のゴム部分から離れてしまっている。といってもこの大きさであるので中央部分は問題なく使える。気分的に買い替えたくなる消耗具合だが、頑張ってもう少し付き合ってみたい。