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ひとって歌を歌うとき、その前にしていた動作に区切りをつけて、「今から歌を歌う」というような心の準備というか、一呼吸があると思うんです。でも大貫さんは、まるで呼吸するように、日常的な一連の動作のように、身体のどこにも力が入っていないような歌い方で、僕も呼吸をするように自然に歌を吸収しているような、とても心地良い気分になります。何度聴いても、聴くたびに優しさを増す一枚です。
歌姫~BEST女性ヴォーカリスト~
一世を風靡した女性達の美声に包まれる。
懐かしいと言うよりも、まだ、現役で活躍している
パワーが、押し寄せてくる。
買って良かった。まあ、僕にとっては、ずーっと
聞いてきた歌謡曲。そして、未来へと受け継がれていく輝かしい名盤。
宇崎竜堂30周年記念 文楽人形 曽根崎心中 ROCK [DVD]
まず、はじめに注意事項を。
私はこのコンサート未見のままDVDを購入いたしました。
文楽は好きで国立(三宅坂)と国立文楽劇場(日本橋、大阪)に足を運びます。それで、桐竹紋寿師、吉田文吾師が人形遣いで出るということで
購入いたしました。
しかし、内容は宇崎竜童さんのロックコンサートに近いと思います。
はじめは唖然としました。しかし観ていくうちに、ロックというか、パーカッションの音の場面転換の効果、電気ピアノのエコーの余韻の効果など、以外と相性いいのかなあ、と思いました。
話のあらすじは、宇崎さんが大体歌詞に織り込んでますので、まったく知らない人にでもわかりやすいと思います。
さらに評価としては、あの名作「近??心中物語(蜷川さん演出)」の時と
同じような良い曲はあります。でも私は、文楽劇場で太夫(浄瑠璃の義太夫)の前を指定して座る位で文楽三味線と太夫の語りに、心からどっぷりとはまり込むタイプですのでさすがに尾崎亜美さん宇崎さん安岡力也さんでは太夫の雰囲気は出ません。しかし最後にかけて音楽(ロック)とボーカル(上記の3人)、人形遣いが一体となり素晴らしいテンションを維持し、さらには、物語のせつなさへ突き進む雰囲気を存分に高揚させる演出でこれはこれで、素晴らしいコンサートだと思います。
あくまで宇崎さんのコンサートだと思います。桐竹紋寿師、吉田文吾師は引き立て役のような気もいたします。ですので伝統とロック調の出会いとしてみるならお勧めですし素晴らしい。なんていったって役者でなく、上記の素晴らしい人形遣いが出てくるんですから。注意は国立劇場でみる文楽を期待してはいけないということですね。桐竹紋寿師は吉田蓑助師を継いで行く人だと私は思っております。その人が出ているんですから、買いなんでしょうか
男と女2
「男と女」は以前、購入しましたが今回、パートUが発売されると聞いて早速、購入しました。今回もよかったですー。車を運転しながら、聴いたりしてます。特に夜、暗い車の中で一人聴くのは何とも至福の時です。それぞれのボーカルの女性たちの声と稲垣潤一の声とがお互いを高めあいながらハーモニーを醸し出していき、聴いていて心地良いです。特にやっぱり「クリスマスキャロルの頃には」が彼の持ち歌ということもあり、広瀬香美との歌声とマッチして最高です。
宇崎竜童 30周年記念 文楽人形 曽根崎心中 ROCK(1WeekDVD)
文楽が好きで、見た人にとっては唖然とするかもしれません。
しかし、見ていくうちに徐々に宇崎竜童さんのロックテイストが
なじんできてこれはこれで新しい文楽として楽しめると思います。