ALL The Way From D.C.
Valentine D.C.ベストアルバムです。
ベストはBMGジャパンを離れる時にも出している(The V.D.C.)ので、これが二枚目です。
とは言え、どのレコード会社所属時代の楽曲が多いと言う事も無く、各アルバムからバランスよく選曲されていますが、選ばれている楽曲自体は先に出たベストアルバムとは雰囲気が違い、バンド後期のような骨太かつシンプルな感じのロックで飾らないメッセージを乗せた楽曲が中心になっています。
『I Can See You.』のアコースティックバージョンと、カーテンコールのB面でアルバム未収録曲だった『Can I Fly?』のライブバージョンがボーナストラックとして収録されています。
バンド自体はもう一歩というところで大きなヒットに恵まれないまま解散してしまったのですが、このアルバムを聴くと、その高い演奏能力やボーカルの歌唱力、ストレートな楽曲の数々に良いバンドだったなぁと感じます。
バンドの方向性の変化の中で離れてしまったファンの方も、ぜひこのアルバムは手にしてほしいと思います。
School Days~マジカルハート☆こころちゃん~(初回限定版) [DVD]
まず、正直に言ってやっぱり1巻1話6〜7000円という割高感は否めないです。
近所のレンタル店に置いてあるなら、ぜひ一度お借りになった上でご検討ください。
個人的に好みな踊子さん(世界の母、ジャケット左上)、まさかのアニメ初登板。ありがたや。
小ネタもさりげなく詰まれてまして、戦闘シーンの最後に出てくる「乗り物」には要注目です。
そして流石はOVAと言うべきか、もはや指折りレベルではないパンツ・おっぱいの嵐。
話としても面白いので(本編の殺伐は一切なし)、心ちゃん狙いでない方にもお勧めです。
特典ですが、本編コメンタリーは「相変わらず」です。弟の話までは出ませんが、Radioそのまんま。
こっちに含まれてる第12話も「血が赤い版」なので、DVD第6巻をまだご覧でない方はご注意を。
最後に。「Summer Days」のアニメ化なんてのは・・・やっぱり無理ですよね。。。
母なる福音~エヴァンゲリオン~
聞き終えて言葉なし…。あまりのエクストリームぶりに聞く者を限定するきらいがあるものの、
このようなエクストリームミュージック愛好家ならまさにバイブルになるべき傑作の登場と言えるだろう。
このバンドにとって演奏技術についてはもはや語ることはないでしょう。その期待をまさに具現化した
すざましい演奏を基盤に、実はおそろしく練られているであろう楽曲はどれもストレートな構成とキャッチー
なリフで、誤解を恐れずに言わせて頂けば「親しみがある」もの。リフそのものが口ずさめるというか。
音質についても過剰にデジタルチックではなく、どこか人間味を感じさせるファットな音質は実に心地よい。
特にドラムについては細かいフレージングや金物類がでしゃばらず、しかししっかり聞こえる点では最高の録音
状態とも言えるだろう。
とにかく素晴らしい。アメリカでのビルボード55位というのも個人的には嬉しい限りだ。そのままの勢いで
さらなる高みを目指してほしい…そう思わずにはいられないとんでもなく仰天なアルバムだ!
ブラッディ・バレンタイン 完全版 3Dプレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]
確か映画館で見た時は淡い黒の3Dメガネだったのですが、DVDのはなんだか懐かしい赤+緑のメガネ。
一応3Dにはなっているのですが、3D効果の為のブレ(?)が大き過ぎて単なるゴースト現象みたいになっているのが惜しい。
家庭用に向けての限界なんでしょうか?
でも、話を純粋に楽しみたい人向けに2Dバージョンも付いているのはとっても親切!
インタビュー、メイキング、削除シーン、NG集とかおまけがたっくさんでした!
削除シーンで「ああ、この流れで…!」って分かったところもあるし。
売りが3Dなのに3Dが今イチでしたが、映画は楽しめました。
おまけががんばっていたので☆4つ!
ELEVEN FIRE CRACKERS
バンドはロックとかポップスとかパンクとか、邦楽とか洋楽とか、
必ず分類されなきゃいけないものなのかなぁと思います。
私はロックからクラシックまで幅広く聞いていて、
どのジャンルも音楽として好きです。
ELLEGARDENが以前はどうだったか、というよりも彼らの今の音楽が
今回のアルバムには集約されていると思います。
そしてボーカルの細美さんが雑誌のインタビューでも言っているように、
「みんなの期待に応えたい」と思って作ったアルバムで、
これまでの過程でそういう考え方に変わってきたんだなぁと思いました。
このアルバムももちろん好きですが、他のアルバムもどれも好きです。
聴いてみることをおすすめします。
ジャンルはなんであれ、先入観を持たずに、
ELLEGARDENの音楽として聴いてほしいなと思います。