CROSSBEAT (クロスビート) 2011年 02月号 [雑誌]
CROSSBEAT・2011年2月号です。
毎年のとおり、2月号は、編集部・ライターによる年間ベストアルバムが選出されています。
編集部・ライター、合計34名が選ぶベスト10が、各人ごとに掲載されているのは、Good!です。
また、2010年のLive in Japan、ニュース etcをザッと振り返る記事があります。
インタビューについては、
Jonny Greenwood (RADIOHEAD), VAMPIRE WEEKEND, MY CHEMICAL ROMANCE,
JONSI, THE FLAMING LIPS etcが掲載されていますが、文章は、大体、見開き2ページほどです。
全体の印象としては、「2010年の総括」が、かなりの量を占めており、
普段のCROSSBEATに掲載される、インタビュー、ディスク紹介、その他読み物 etcの量が、かなり少ない感じです。
また、カレンダーについては、「もうちょっと、いいショットは、無かったのか?」と、思います。
「2010年は、仕事etcで忙しくて、音楽はあまり手が回らなかった。。。」という人には、
2010年総括記事が、大量にあるので、「☆4〜5」くらいになると思います。
一方で、「音楽熱心な人」「普段からの読者」にとっては、物足りないと思います。「☆1〜2」くらいでは?
。。。ということで、中間とって「☆3」とさせていただきました。
Bodysong
radioheadファンの僕はJonny Greenwoodのソロ作はどんな作品かと興味心身で待っていた。予想ではギタリストetcの彼の作品なのでradioheadの1stのようなrockしいできになるとばかり勘違いしていた。まさかそれが全くの逆。歌声も入っていなければエレキギターの荒々しさなんて耳に入らない。なんと美しく、神秘的で恐怖感に心を奪われるような芸術作なのだろうか。夜の深い森に一人で迷い込んだ感覚だ。これは彼の性格の表れなのだろうか。そういえば彼はradioheadのLIVEでもギターばかり弾いているわけではなかった、床に座り込んでサンプラーをしたりピアノを弾いたり様々である。そう思うとこの作品を彼の作品だと受け止めれるが、まさか彼がradioheadの中でこういう作曲の役回りをしていたとは・・・。radioheadで天才はトム・ヨークだけかと勘違いをしていた。『KID A』の好きなradioheadのリスナーならカナリ気に入る作品だろう。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
本当にすごいです!!!
一曲目からダイナミックな音楽から始まり、
緩やかな流れるような音楽から、涙が出てきそうな曲もあり、
すごく心に訴えるものがありました。
今回の作品は大人になったハリーたちのロマンスや、試練などが
注目されていますが、この中の曲はそれにピッタリでした!!!
購入して損はないと思います!!!
ボディソング ミュージック・フロム・ザ・フィルム
存在そのものが是音楽といった感のある、RadioheadのJonnyGreenwoodがテレビシリーズのために製作したソロ作品。Radioheadのメンバー中で初のソロ活動。
アンビエント、エレクトロニカ、ジャズから室内楽的まで多様な要素が見られつつ、いかにも彼らしいサウンドスケールになってます。ヴァイオリンなどのクラシックな楽器からヴィンテージな電子楽器を経てラップトップまで、様々な時代の音色を1つの曲に織りまぜていく手腕はさすがです。受ける印象は,有機的な温かさと崇高な美しさの共存という感じ。
Radioheadの最近の3つのアルバム(「KID A」、「Amnesiac」 「Hail to the Thief」)の中でのジョニーの果たした役割りがわかるという点でも非常に興味深いです。尚、ギターはほとんど使ってないです。
Radioheadのファンなら、あ、これはあのアルバムのあの曲と同じ楽器を使ってるのかな?と思う箇所がいくつもあるはず。