Day in the Life
ジャズギタリストであるウェスモンゴメリーの67年発表のアルバムで、米国ポピュラーチャートで上位を占めただけでなく、日本でも大ヒットしたアルバムです。その要因としては、ドンセベスキーが編曲し、ストリングスをフューチャーしたナンバー、とりわけビートルズの名曲である1曲目や5曲目−を取り上げたことが大きいと思われます。逆に、熱心なジャズファンからはイージーリスニング路線になったといった批判もあったようですが、その美しい曲を聴けば「ジャンルに関係なく、いいものはいい」といえると思います。確かにその後のフュージョンへのムーブメントを作ったアルバムですが、ハービーハンコック、ロンカーター等の名プレイヤーが参加しており、ジャズアルバムとしてももちろん楽しめます。
ストリングスが美しく、聞きやすいアルバムですので、多くの音楽ファンにお奨めしたいアルバムです。
UFO―A DAY IN THE LIFE公式ガイドブック
MOONを作ったラブデリックの作品UFOの攻略本です。
このゲームは人間の目と宇宙人の目で珍妙なアパートの
住人達の生態が見れてすごく楽しいのですが、
住人をウオッチしている宇宙人を沢山救出するほど
ディープな住人同士の関係が分かってくるので、
攻略本で救出しながらウオッチしていると
そういうことか〜とか分かることがたくさんで
すごく楽しめます。
あでい いんざ らいふ (TENMA コミックス LO)
★4の中。
著者の処女長短編集。
表題作の長編『あ でい いんざ らいふ』は、全6話の108頁。
吉澤くんにベタ惚れな『本田つぐみ』。
右に同じな『鈴木智早』。
二人のキモチを知ってるから自分のキモチを言い出せない『川崎たか子(カコ)』。
やはり自分のキモチを言い出せないまま流されてしまう『吉澤』くんは、「優しくて真っすぐだけど流されやすくて優柔不断」(カコ談)というのが言い得て妙。
著者の母校がモデルになってる山葉中学2年A組の給食班の4名の思春期日記。
ファンタジー目線な女性的視線から捉えられた理想的少年像のため、少女漫画に耐性の無い方にはとっつきにくいかもしれません。
対して、女の子3人のキモチは『性への憧憬と大人への階段』『スキということのもつ重要な意味』『大人の色に染められる前の打算含有率希少な友情の定義』という主題を見事なまでに漫画として鏤めています。
最強ロリレーベルLOにしてはロリではなくミドルティーンものです。
大人が介在しないのでロリコン向けというよりは思春期の青くて甘酸っぱい想いに浸りたい方向けです。
エロ描写のソフトさはトップクラス。さらにシーン自体もお話に割いてる部分が多くハードコアファンの方へはとてもお薦めしにくいものがあります。お話が感情部分を盛り上げまくっているため少ないシーンでも個人的には使用可能なのですが、作画最優先で流れを追うタイプの方なら、抜きネタとしての購入はパスした方が無難でしょう。
ほか、2年B組な『すてぃるぶるー』という短編も収録。
カバー内裏の広告まできっちり設定通りなのがステキでした。
物語とキモチに感情移入できる方へのお薦めです。
ボス・プレイヤ:ア・デイ・イン・ザ・ライフ・オブ・ビッグ・スヌープ・ドッグ [DVD]
短編映画入りって事で買って見たんですが、これがまたスヌープらしいゆる〜い映画で。
内容はピンプのスヌープの一日を描いてて、また見ようとは全く思えませんでした。
あとビューテフルのPVとPVのメイキングが入ってて、そっちの方が良かったです。
ライブ映像もいくつかありますので、ファンなら見て損は無いと思います。
蔦からまるQの惑星
1曲目から橘高ソロアルバム曲の再録(歌詞は違うが)で「1曲目から再録か・・・」とちょっと萎える。
どうせ再録するならば、大槻と橘高の相性の良さを堪能できる影法師をやってほしかった。
気を取り直しジャケットのメンバーを見る。みんな若々しくてなんか嬉しい気持ちになる。
曲を飛ばすことなく最後までアルバムを聞き終える。思ったより短い印象。翌日からカーステで数回通しで聴いた。
仏陀Lからずっと筋少を聴いてきたので、曲調の多彩さはまったく違和感を感じない。
本城のギタートーンがすごく気持ち良くて、シングルコイルの魅力を味わうことが出来る。
しかし、大槻ケンヂの詩世界と橘高のフレーズから生み出される独特の叙情感を感じる曲が少なかったのは残念。
なんていうか胸に迫る瞬間があまりなかった。その意味ではノリを楽しむ曲が多いと言えるかもしれない。
詩世界の変化とアドリブソロのメロディアスさが少なかったことが原因だと思う。
再殺部隊、少女の王国、1000年の監視者のような筋少を求める人にとっては物足りないアルバムだと思います。
橘高のアニバーサリーソロアルバムを聴いて物足りなさを補いましょう。
サーチライト、戦え!何を?人生を!、ツアーファイナルが好きな人は気に入るアルバムだと思います。
再結成以降、フジロックをはじめとする夏フェスに積極的に参加する姿勢には感動したし、
いちファンとして勇気付けられた。これからも頑張ってほしいです。