僕たちの洋楽ヒット Vol.9 1976~77
人気シリーズ「僕たちの洋楽ヒット」の9段目は、76年から77年の名曲たち。
QUEENの静かなボーカルで始まる、力強く儚い「1、We Are The Champions」で幕を開け、
ナタリー・コールのオルゴールで始まるダンスチューン「2、MR. MELODY」、
パーシー・フェイス・オーケストラのヒット曲、涼しくなる様に優雅な「3、夏の日の恋」(「避暑地の出来事」より)、
ジョニー・テイラーの力強いディスコチューン「4、Disco Lady」、ボズ・スキャッグスの「5、We're All Alone」、
ボストンの高音が心地良い「6、More Than A Feeling」、マンハッタンズの大人のラヴソング「7、Kiss And
Say Goodbye」、リズム・ヘリテイジの「8、Rhythm Heritage Theme」、スタイリスティックスの「9、Sixteen Bars」、
ワイルド・チェリーのグルーヴィーなソウルな「10、Play That Funky Music」、エレクトリック・ライト・オーケストラ
の澄んだ声と伴奏が美しい「11、Telephone Line」、スティーブン・ビショップの爽やかで穏やかな「12、On And On」、
バスターの「13、Sunday」、ヒートウェイブの「14、Boogie Nights」、メイナード・ファーガソンの映画音楽の中でも
とても有名な「15、Gonna Fly Now」、バカラのガールズポップ的でも少し大人な「16、Yes Sir, I Can Boogie」、
クリスタル・ゲイルの後半に相応しいジャズを思わせる「17、Don't It Make My Brown Eyes Blue」、ショーン・
キャシディの「18、Da Doo Ron Ron」、デビー・ブーンの壮大なバラード「19、You Light Up My Life」、TVの主題歌
としてまた良さが再発覚したポール・アンカの「20、Everything Is Super Now」、そして最後を締めくくるのは、
シールズ&クロフツの「21、My Fair Share」。
選曲を見てみると結構渋いセレクトになっていて、この頃に青春を過ごした方たちには、
涙なしでは聴けない思い出のつまった曲ではないでしょうか。
でも今でもよく聴く音楽ばかりなので、色んな年代の人が楽しめます。
PRICE BUSTERS 1200
僕の認識の中で、クリスタル・ゲイルという人は、70年代のちょっとアイドル的なまずまず歌の上手い歌手というものだったのですが、このベストを聴いてちょっと捉え方が変わりました。確かに、きれいな顔立ちだし、歌もアクのないクリアな歌唱で、その点については当たっていたんですが、曲の感じが意外にといったら失礼ですが、オシャレなんですね。なんていうかフリーソウルよりも、もっとソフトなフリーソウルといった趣きの曲が結構、ありました。だから、懐かしい感じだろうと思っていたのが、そうではなく、もっと今の心地よさを感じることが出来ました。こんなにメロウ・グルーヴを感じることが出来るとは、本当に思ってなかったです。
このベストですが、20曲も入っていて、1200円というのは、本当に素晴らしいです。しかも長ったらしいという感じがなく、選曲もしっかりしているなと思いました。クリスタル・ゲイルのアルバムは、他にあまり見かけないので、コスト・パフォーマンスを考えても、これをぜひオススメします。
ワン・フロム・ザ・ハート(エクスパンディッド・ヴァージョン)
むか~し、昔、音楽家の三枝氏がTV番組(11PM)で、この映画を大絶賛していた事を覚えています。 目利きある人の言葉を鵜呑みにして、即行にレンタルビデオ屋へ駆けつけたものです。 映画の内容も良し、流れる音楽もこれまた良しで、良田くん! 一聞すると、これってジョン・ルーリー?なんて感じたりするけど、瓜双子のトム・ウェイツとクリスタル・ゲイル(この人の事よく知りません)のデュエット???最高です。