ZOMBIE MEN ゾンビメン1 (アフタヌーンKC)
同じ作者である樹崎先生の十年メシが食える漫画家入門を読ませていただいて
その理論がどう漫画になっているのか興味を持って読ませていただきました。
キャラを前面に出していない表紙がえらく地味でちょっと心配でしたが・・・
結果、面白い!
技術や理論なんて忘れ一気に読まされてしまいました。
読み返すとコマ割り等やはり高度な技術があり二度楽しめました。
物語は二本立てなので四度かな(笑)
内容はゾンビホラーではなく、熱い生き方を説教くさくなく説いた感動系ファンタジーです。
あとヲタ的にはチコ先生が萌えでした。満足!
10年メシが食える漫画家入門 悪魔の脚本 魔法のデッサン (アフタヌーン新書 9)
漫画家入門本です。マンガ入門本ではありません。すでに漫画を描く力はあるけど、デビューまで至らない人向きの本ということです。
著者が専門学校での二年分の講義をまとめたものだそうですが、私の知る限りでは消失点をどこにとったらいいかを具体的に説明した唯一の本であり、しかもそれがわかりやすいです。
この点ではプロ漫画家にとってもアシスタントに指示を出す時大いに役立つでしょう。
持ち込みの心得なども思わずそうそうと頷いてしまう話が続き、これから持ち込む人にはありがたいんじゃあないでしょうか。
余談になりますが著者のサイトにアップされている16:9の話も面白いのでぜひ第二段としてもっと深い話を出版してほしいと思います。