Beautiful Songs ~ココロデ キク ウタ~VOL.2
友人の車に乗ったときにたまたま聞いたのですが、最初の方に入ってるJ・BさんとかD・Pさんは正直苦手で、「まあU2のボサノヴァ・カヴァーとか聞かされるよりはましか」と思って聞いてたらコステロの比較的マイナーな曲(なんで「she」とかじゃないんだろ)に続いてジュディ・シルの歌声が。数年前まで「70年代幻のSSW」だった人の曲がなんでこんなコンピに?と困惑していると、その後もエリック・カズにリトル・フィートときてラストは何故かラモーンズ!もう訳が分からない!
友人に聞くとこのCDは何十万枚も売れてるそうで、ジュディ・シルの(曲が入った)CDを何十万人もの人が所有していると思うとなんだかそれだけで興奮してしまいます。J・Bさん、D・Pさん目当てで買った人はこういう曲を聞いてどう思うんでしょうか?万が一気に入ったら是非オリジナル・アルバムで聞いてみてください。
Judee Sill
聞いてると死にそうになってくる。あまりに美しく、悲しすぎて。ニックドレイクと同種のピュアさ。線香花火みたいな儚い美しさ。早死にしちゃうところもかぶりますね。しかしなんて優しい声なんだろう。何しても許してくれそうな声には優しさ通りこして慈悲さえ感じてしまう。なにをオーバーなと思われそうですがほんとにそうなんだもん。聞いてみれば分かるって
Heart Food
ジュディ・シルは夭折した女性SSWですが、自らアレンジしているというストリングが効果的で、とても個性的です。
どこかニック・ドレイクと共通するエキセントリックさや繊細さがありますが、けっしてネガティブにならない、とても肯定的な世界をもっています。
「Soldier Of The Heart」「The Kiss」は本当に美しく、よくある「この世のものではない」という形容がすんなり受け入れられる気がします。
私にとっては、ファーストアルバムとともに一生手放したくない一枚です。
クリスタル百科事典 (ガイアブックス)
大きいです!
写真がとても綺麗で、見ているだけで吸い込まれるようです。
効能が詳しく記してあり、注意点なども大変参考になります。
持ち運びは厳しいですが、家にはずっと置いておきたい一冊になりました☆