あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書
基本的な社会の仕組みを、現実の事例に即して、読者に問題提起します。たとえば、コンミューンの説明の後で、実際に住人の間でおきたトラブルの事例が出てきて、皆さんならどのように、解決しますか?といった風です。また、夜ガムラスタン(歌舞伎町と思えば良いでしょうか、もっとおとなしい安全な町ですが)で呑んで、帰りに暴漢にあいました。どうすればいいでしょう?といった風です。現実の、自分の周りでおきている出来事が、社会の仕組みや人間同士の約束事に重要な関係があることを、理解できます。開かれた社会主義のスウェーデンならではでしょうか。日本の学校教育がこのレベルまで行くのに、何年かかるのでしょうね。
Thinking Out Loud
年末に機種変した記念に、以前気になった「Anything For You」を着うたフルで購入。
普段UK物(それもオジン物)を聞いている私は、こっそりとイヤホンで聞いていたのでしたが。。
完全に彼女の声に参ってしまいました。
早速本作を購入→いいね!→もっと聞きたいな→ベストを購入。
そこで思ったのは、私にとってToreというよりJens Lindgardが絡んでいる楽曲は常にOK!!だったこと。
そして前作、前々作も購入。いやー本当かっこいい。
で「Gimme A Beat」に戻ってみると、その突き抜け感、ダイレクトな感じがたまらなくいいです。
わたしは新参者なので、流れで本作がどうなのか分かりませんが、
彼女の歌声は、気負いや窮屈さを全然感じない本作が(上記聴いた限りでは)一番好き。
「lullaby」「Catch The Sun」が今のお気に入りです。
あと私はここでBurning Chicken、Anthony Johnson、Rasmus Kihlbergと出会えたのも感謝です。
わたしたちの教科書 オリジナルサウンドトラック
2クールも前のドラマなのに、どうしても気になって買ってしまいました。
ラフマニノフは好きなのですが、そのクラシック曲のいいところをピックアップしてアレンジした感じです。聴き易くしてくれて感謝です。
・真相に近づいたときに流れる切迫したバイオリンとホーンの曲→Self Breakdown
Rachmaninov:交響曲第2番 E-moll 第2楽章 Allegro molto
・二人の秘密基地が映るような涙のシーンでのバイオリン曲→Flower of Life
Rachmaninov : 交響曲第2番 E-moll op.27-第3楽章.Adagio
のようなかんじです。
Water Me
泣けるほど美しく、そして考えなければいけない事を感じさせる、素晴らしい歌詞。
この人は天才ですね。歌詞を読んだら胸の奥をグッとつかまれたような気分でした。
…僕は、これまで周囲をどれ位真剣に見ていたのでしょうか?
…あなたは、周りの人が口に出せなかった苦しみに気づいた事はありますか?
BONNIE PINKは不思議な哀愁を漂わす曲を作り出せる、数少ないアーティストだと思います。
わたしたちの教科書 DVD-BOX ~ディレクターズカット完全版~
とにかく、菅野美穂がよかった。
ありがちなイメージといえばそうだけど、
きっちり感を出すためにかけたという眼鏡とか、常にスーツな感じとか、よかった。
そしてそのスーツが可愛かった。
学校に到着するたびに移る足元も、文系らしい色気がでてて素敵に見えた。
だけど、私がいちばんこのドラマを評価する点は、セリフ。
弁護士という「難しい言葉」を操る人が、
中学生と話すシーンでは優しい口調になりながらも、その理論性を欠かずに対応するところ。
それが良かった。
いじめられてる子にも、優しい口調でありながらも、感情論ではない、真実味のある?理論的な説得。なぐさめ。励ましをしている。
そのような場面でなされる会話シーンは、一見の価値ありです。
テレビドラマでは珍しく、ヒューマンなドラマだったと思います。