無敵鉄姫スピンちゃん (ジャンプコミックス)
一話からはっちゃけてくれた漫画
昔のジョジョネタを使ったり、あちらこちらに濃いネタを仕込んであり
割合高年齢なオタクさんでないと判りかねる・また若干グロであり自虐的であるギャグが外れたのかとっとと打ち切りになったが
やはりハマる人間にはトコトンはまる漫画
今の少女ジャンプとは合わない作風だが、作者は是非にコミックビーム辺りで書いてほしいものである。
太臓もて王サーガ 1 (1)
ナルトの螺旋丸やルフィのゴムゴムのパロディがあったりして、面白いです。
主人公を太臓という、おにぎり頭のスケベ100%なキャラにしたので、
作者も思い切り描けているのではないでしょうか。
下ネタとパロネタが多いと言われればそれまでですが、それでも面白いです。^^;
唐招提寺1200年の謎 天平を駆けぬけた男と女たち [DVD]
唐招提寺を建立する為に鑑真とその弟子が苦闘していく姿を描いた
ドラマ仕立てのドキュメンタリー。
鑑真といえば、教科書にも出てくる中国の高僧。
だが、日本にたどり着いた後の事は意外と知られていない。
日本の格付けとして鑑真の高名は利用された後
放置に等しい扱いを受け、その活動は困難かつ悲惨を極める。
愚かな日本の政治家の政局に翻弄されながらも、
必死に仏の教えを広める為に戦い抜き、弟子如宝に後事を託す。
ドキュメンタリーとドラマが交互に繰り返す構成になっており
「お、ドラマが盛り上がってきた〜」と思っている所で
脳天気なナレーションのドキュメンタリーが始まったりするので、少々きついw
とは言え、ドラマパートは素晴らしい出来です。
鑑真(中村嘉葎雄)の悟りきった捨て身。
その師の意を受け継ぎ 唐招提寺を建てるために情熱を傾ける如宝(中村獅堂)。
友、如宝の友情の為に出世を捨てて協力する仲麻呂の息子、藤原刷雄(山本耕史)。
国づくりの為に自らの巨悪を認識しても突き進む藤原仲麻呂(永島敏行)と
道鏡(魔裟斗)に惑う、孤独な孝謙=称徳天皇(南野洋子)。
映画の様な臨調感で素晴らしく、きちんとしたドラマでないのが勿体無かった!!
太臓もて王サーガ 8 (ジャンプコミックス)
残念ながら本巻が最終巻です。
こち亀並に連載を続けてほしい、とまでは申しませんが、せめて主人公たちが高校を卒業するまでは打ち切らないで欲しかったですね。
大先生も単行本おまけで新展開や新キャラクターの構想を練っておられたとの事だったので、本当に勿体無いです。
以下思いついたままにつらつらと。
・最終回での悠
終始太臓をからかって面白がっていた悠が、最後の最後で見せた切なげな表情は「もて王」屈指の名シーンでした。不覚にも感動しました。
・宏海と矢射子の今後
宏海を慕う花子や萌との四角関係(?)や宏海パパと矢射子のやり取りなんか読みたかったですね。伊舞と矢射子のやり取りも面白そうですし。
・乾&夕利
第84章「カレシカノジョの事情」での二人のボケとツッコミが非常に面白かったです。
その後の展開が楽しみだったのですが・・・。
・太臓や宏海の母親
これも興味ありますね。どんな人だったんだろう?
・新キャラ
回が進むにつれて矢射子や木嶋のキャラクターに深みが増していったように、妖狐の陽子や仁露も連載が続いていれば彼らに匹敵する面白キャラクターになれたかもしれません。続きが読みたかったなあ。