にほんのうた 第三集
第1集・第2集と比べて圧倒的に新鮮な感覚のアルバムになっています。童謡・唱歌の枠から飛び出しています。最高傑作は山下洋輔のフリージャズ「靴が鳴る」。河合代介(ハモンド・オルガン)と吉田美奈子のゴスペル「早春賦」もスゴイ。小暮晋也のバンジョーと片寄明人のカズーが強烈なカントリー・ソング「花」、BUNのカリンバが効果的なガムラン音楽「うれしいひなまつり」も驚きです。
イマジン/ジョン・レノン 特別版 [DVD]
1,500円で「WARNER THE BEST」に入ったが およそ膨大な記録の中からこの時間にまとめただけあって
とても引き締まった内容となっている。
庭に潜んで ファンの青年の一人がジョンレノンに会って、作品やジョンレノンに「人生の何事か」を 訊こうとしているシーンがある。 ジョンレノンはその青年に「特別な何かがあるわけではない」と言いながらも、青年を屋敷に招き入れて 食事を共にする。 解説では、この青年は「変わった青年」とされているけれども
ジョンレノンの作品の中に 真摯に人生の何事かの真実を 求める姿勢とも取れて微笑ましく思った。
「ジョンはこうしたファンにも責任を感じていました」と ヨーコの言葉が入っているが
その通りかと思う。 青春は、そのくらい ひたむきであって良いのだと思う。
何よりも ジョンレノン、ビートルズの作品には 一部の人に対しては
それだけ感化させてしまう影響力を持っていることの証左だと思う。
LET IT BE ルーフトップの場面も ほんの、少し入っている。
改めて、全編を観たが、ジョン・レノンのDVDとしてやっぱり、出色。
Chimera Music Release No.0
メロディーとリズムが心地いい曲がたくさん入っています。
Seanの曲はJohnの遺伝子をしっかり引き継いでいます。
Yokoの曲は「らしい」感じがします。
コーネリアスも参加しています。
Seanが設立した新しいレーベルに所属するミュージシャン達の紹介用アルバムですが、
クオリティの高い曲ばかりです。
最近日本では洋楽が売れないそうですが、歌謡曲の焼き直しのような今時のJ-popばかりでなく、きちんとしたオリジナルのものもやっぱり聴くべきだと思いました。
リアル・ラヴ―ショーンのために描いた絵
ジョンの絵、言葉はユーモラスだしファンとして楽しめる。でもこの彩色はいただけない。カラフルなコンピューター彩色で、きれいではあるが安易で安っぽい。ビートルズを利用した商業主義だと思う。ジョンが認めるとは思えない。素材は良く、いい絵本になる可能性もあっただろうけど。ジョンの描いた通りの白黒で、もっと小ぶりでシンプルなデザインにしていたら素敵だっただろうな。
個人的には「小さなブタは幸せなブタ」という一言にハッとしました。