NHKドラマスペシャル 白洲次郎 Blu-ray Disc BOX
私個人としては白洲は好きな人物ですが、
人によっては嫌われるかも知れませんし、
なぜこの人物がわざわざドラマ化されたのか?と疑問を持たれるかも知れません。
とくに、理屈で徴兵を免れたりするシーンも見る方によっては、カッコ悪く捉えられるのではないでしょうか?
貫き通した生き方、それこそが最大の見所です。
セイジ
私には、初めての辻内作品でした。
自転車旅行、さびれた道路、裏山、シケタちっぽけなお店。
とても不器用な「生き方」。セイジの言葉は著者の代弁なのでしょう、
共感しました。驚きの終局。キツく、非現実的ではありますが、そこにある暖かさ。・・・読んで良かった、と感じました。
「竜二」、やはり生きることに不器用な人間。とりまく人々の暖かさ、過ごしてきた日々、ある部分、共感出き、また、そうでない所もありますが、「辻内の世界」を具現化した、間違いのない一冊です。
セイジ (光文社文庫)
本書には、「セイジ」と「竜二」の二編が収録されている。
私は「セイジ」を読み、旅に出たいなと思った。
旅先での出逢い、遭遇する出来事、そして衝撃的な事件―――
そんなものたちが、たしかに私の心に触れてくる言葉となって、
鮮やかに描かれているからだ。
ラストは血生臭く、顔を少ししかめそうなほどだが、
そこに至る過程、そしてセイジさんの生きかたがひどく魅力的だ。
龍馬伝 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
「龍馬伝」毎回楽しみに観ています。
このガイドブックは、ストーリー展開の見所の解説はもちろん
個性溢れる、豪華出演俳優陣の、
写真満載でイケメン、美女好きには、たまらない魅力が溢れています。
(みなさん役になりきった素晴らしい演技だと思います。)
また歴史上の人物の解説も史実に即したものになっており
時代考証がしっかりしていると思います。
「リーダーとして必要なことはすべて坂本龍馬から学んだ」
アスカビジネスカレッジ刊 市川善彦著 も併せて読んでください。
激動の時代を駆け抜けた、「人間龍馬」の美しさとその人脈の素晴らしさが体感でき、
大河を一層楽しく心躍らせて観ることが出来ると思います。
月に沈む [DVD]
アーティストである浜崎あゆみを主演に30分のPV。キャスティングと時間の制約のなか、これだけの作品に仕上げた行定勲監督は評価すべき。『月に沈む』に言及すれば、脚本・演出・映像のクオリティーは決して低くはない。本編中に流れる曲「Voyage」が活きているのを聴けばそれがあきらかになる。もちろん、この曲自体素晴しいのだが。残念なのは2人の大根役者だ。浜崎あゆみと糸井重里では過度の期待は禁物だ。