One of a Kind
僕はYes→King Crimsonからのブラッフォード・ファンでもありますが、(特にスココン・スネアの)何といっても聴きたいのはジェフ・バーリンのベースです。渡辺香津美とのコラボ・アルバム「Spice of Life」での3人の演奏は今も心に残る名演でした。もっともっとバーリン+ブラッフォードが聴きたい。だからこのアルバムも買う。そういう感じです。ジェフ・バーリンの「Pump It!」と「Champion」の完全復刻を併せて望みます。
ロート゛・ケ゛ームス
83年発表の3rd。一説にはレコード契約に苦労していたアランのためにエディ・ヴァン・ヘイレンが人肌脱いだという話も伝わる作品。実際にはミニ・アルバムの体裁だ。今回は元ブラフォードの盟友ジェフ・バーリン(b)、チャド・ワッカーマン(dr) のトリオ編成に前作にも参加していたポール・ウィリアムス(vo)、ジャック・ブルース(vo) というヴォーカル陣が加わった豪華版となっている。前作に合った未整理な部分が一気に払拭され、かなりメジャーなフュージョンになった印象だ。シンセやエレピなども控えめながら大活躍しており、より一層ブラフォードに近付いた感じもあるが、リフをメインにしたヴォーカル・ナンバーの2.などロック的な楽曲も含まれており、彼なりに売れ線を狙った印象もある。この曲で部分的にヴァイオリンとエレピのユニゾンが聞かれるが、これもアランの手によるものなのか?またキーボードは誰?といった分からない部分も多いが、完成度という点においては本作は彼の作品の中でも一、二位を争う仕上がりだと思う。特にU.K.〜ブラフォードの流れで聞いても違和感がないのは最初の一枚としても最適だと思う。あっと言う間に終わってしまうのは残念だが(24分強)。3.でのジェフの凄まじいベースも聞き物だ。
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このライブは
アランホールズワースVS
アランパスカ
の双頭バンドと云えます
アランのバンドではキーボードのスティーブハントにSYNTHEAXEのサウンドパッチをそのまま使わせていたので(ちなみにアランの使っているTX816とは鍵盤の無いDX7のことです。)ライブでもスタジオ盤と同じシンセ音を再現していました
しかしこのライブではアランパスカに自由にやらせているのでキーボードの音は全然違う音色で演奏しています
歪んだエレピとかオルガンの音を多用しているので、トニーウィリアムスのニューライフタイムっぽくもあります(実際、ニューライフタイムの曲もやってます)
アランパスカの暴れ具合が、結構いいですよ!
ホールズワースは今回老眼鏡を掛けてませんね。
Melody Chords for Guitar
マニアックです。指板の研究などの本来用途には,類書をあたったほうがいいと思います。
一方,ギターが上達したいというよりホールズワースが何を考えているのかを知りたい人には楽しく読めるかもしれません。あまり突飛なことは書いていなかったと思いますが・・・
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アラン本人による教則映像。
アランがよく使う10のスケールを表にして解説してくれますが用法やリックまでは説明してくれません(笑)
また、コードフォームに関しても細かい説明無し。
いくつかパターンをサラッと弾いて見せるだけです(笑)
また、映像の殆どは教則よりもスタジオライブ映像となっています。
お世辞にも親切な教則とは言えませんがファンなら買いですね。
日本語字幕もあります。