恐怖の雪男 [DVD]
雪深いヒマラヤの寺院の宿舎で、妻と住み込みで植物の研究をしているジョン・
ローラソン博士(ピーター・カッシング)には、伝説の生物イエティ(雪男)を探し出
すという、もうひとつの念願があった。寺院の高僧は、イエティの存在について
何か知っているようだが、ジョンには、実在しないと断言する。そんなある日、
ジョンの友人、フレンド(フォレスト・タッカー)が、寺院に合流し、イエティの探索
隊が組まれる…。
英BBCのTVシリーズ「クォーターマス」で好評を得たエピソード”The Creature”
を映画化した作品。ハマー・フィルムの御用監督ヴァル・ゲストが、どっしりと落
ち着いた抑制の効いた演出で、冒険サスペンスものとして観応えある作品に仕
上げている。雪男がモチーフではあるが、いわゆる後年のハマー・フィルムのモ
ンスター作品に含まれるような類の作品ではない。日本未公開ということが不
思議なぐらい良質な作品だ。
荒唐無稽なモンスターものを目指すのではなく、ゲスト監督は、終始、雪男の探
索という物語の主軸をぶらさずに、前半は、丁寧な描写の探索の行程(人間の小
ささを感じさせる雄大なロケーションが素晴らしい)、後半は、極限状態での隊員
たちの心理を細やかに、そしてサスペンスフルに描いていく。そういった意味では、
雪男という特異なモチーフを扱ってはいるが、イーリング・スタジオの『南極のスコット【ユニバーサル・セレクション1500円キャンペーン/2009年第4弾:初回生産限定】 [DVD]』(48)
などと同じ精神を持った、イギリスの探検ものの系譜にある秀作といって問題な
いだろう。イエティの露出も、あえて全身を見せないことで観る者の想像に委ね
るあたりに、ゲスト監督の演出手腕の確かさが感じられる(ただし、脚本のニー
ルは、全身を見せるべきと主張したそうだ)。RKOホラー作品の名プロデューサ
ー、ヴァル・リュートンの教えを出すまでもなく、「見せない」ことが、より恐怖を高
めるのは、ホラー、モンスター作品の鉄則だ。
本DVDは、ハマー・フィルムのマスターを使ったもので、諧調が素晴らしい白黒
画質(画角2.35:1スクイーズ)で、音声も明瞭だ。特典には、監督のゲストとニー
ルのコメンタリーが収録されており、カッシングの「小道具狂」ぶり、ゲストとニー
ルの作品へのアプローチの仕方の差異、ゲストがヒッチコックにいたずらをされた
逸話など…面白い話題が満載で興味が尽きない。さらに、ハマー・フィルム制作
のカッシングに関するドキュメンタリー(約25分)も収録。こちらもコンパクトにカッシ
ングの俳優人生がまとめられており、映画ファンにはたまらないところだ。
空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む
参考になる映像がNHKスペシャルで放送されました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/101121.html
この映像を見て、ツアンポー峡谷のスケールのでかさに驚きました。
早稲田大学探検部OBで辺境作家である高野秀行氏の紹介で本書を知りました。
そしてその最深部へ単身乗り込んだ日本人がいることに驚きました。
角幡さんご自身が投稿されています。貴重な写真です。
http://www.panoramio.com/map/#lt=29.820391&ln=95.120230&z=4&k=2
ルパン三世M Neo(3) (アクションコミックス)
今回収録されているのは、あのTVSP『sweet lost night〜魔法のランプは悪夢の予感〜』のコミック版!深山先生の描かれたストーリーは、TVSPとはまた違う迫力満載のアクション、思わずニヤッとしてしまう面白さが楽しめます!
個人的に好きなのは、夜の間の記憶を失うことになってしまったルパンが「カワイ子ちゃんとの記憶が無くなっちゃうなんて〜!」と、泣いたところと、ヒロインのドリューとのキスが邪魔が入って(例えば、次元と五エ門がいきなり現れたりとかw)なかなかできなかったりしたところです^^で、読み終わった後は、TVSP版を観たくなったり・・・(笑)
他のお話もとっても面白いですよ!深山先生の作品はオチが最高です!皆さん、ぜひ読んでみてください^^