![]() 病態生理に基づく臨床薬理学―ハーバード大学テキスト |
薬理学に関して学生として必要なことは全て書かれています。特に脳神経学関係が説明が非常にしっかりしている。細かな薬の説明は詳しくないが、そういった細かな部分は臨床の役には立ちません。学校の薬理の試験が薬の丸暗記といった大学では不向きだが、CBT形式のところではむしろこういった概念重視の教科書で勉強した方が理解がすすむと思います。
特に素晴らしいのが鎮痛薬の薬理。国家試験ではあまり出ないが実際の入院患者ではもっともよく用いる薬のひとつです。ここまでしっかりと書かれた本はあまりないでしょう。難点は下痢止めとか消化管機能改善薬の解説がないところかな。ソセゴンやペンタジンといった弱オピオイドに関しても患者にしっかりと説明できるようになります。 症例を通じて薬理学を勉強できる。病態生理、治療効果判定、生理学をまとめて勉強ができる。そういった意味で本当に名著だと思います。薬理学=薬の暗記ではないと訴えてくれます。今までの薬理の教科書が臨床に役に立たない辞典に見える。もし学生時代に出会っていたら自分の人生は変わったと思う、それぐらいの傑作である。生理学を勉強していないと読むのが若干つらいかもしれない。でも薬理学のテスト前は無理でもベッドサイドで実習をする前に一度通読してほしいです。 |
![]() The Terminal |
映画は今までにない感じでとてもよかったです。トム ハンクスの役もとても似合ってました。 しかし、サウンドトラックを聴いてみるといまいち。ほとんどが同じ曲でタイプが少し違うだけ。John williamsは好きだけど、あまりピンとくる曲がなかった。 映画には感動したけどサウンドトラックには感動できないと思います。 よって★3つ。 |
![]() Principles of Pharmacology |
「よい研究のあるところ、よい教育あり。」といわれています。ハーバード大学医学部学生やMD-PhD学生がエンジンとなり、同大の生化学・分子薬理学教室と臨床系の教員がかじをとり、まとめ上げた若々しい教科書ができました。 同大学医・歯学部の薬理学の講義で用いられている558枚のプリント図表が2色刷りで示されています。これらのイラストの多くは薬理学と他分野の定評のある図の上に薬物ターゲットを明示して、分子作用機序から治療戦略までを明らかにしたものです。オリジナルの図を論文などで見知っている教員でも、専門以外の分野を講義することになっている教員の方々も、本書により眼を見開かれる思いをされるのでは。 重要な基本概念はイラストだけではなかなか理解しえないことは、誰もが一度は感じるところではないでしょうか。薬理学の基本概念・内容が生きている臨床現場モデルを個々人の脳の中に構築することが、医療人ならば入門からプロへの越えなければならない段階として存在します。生理学、生化学、病態生理学、臨床に基づいた、薬理学が活躍する統一性、合理性をもった概念・イメージ形成が必要です。本書には章のはじめにその章の内容を描写した症例と設問とが掲げられ、学ぶ目標がよく理解できるように工夫されています。 章立ては極めて正統的で、機能別・系統別コア・カリキュラムsystem-based curriculumにそっています。薬物開発(創薬)、薬物デリバリー、薬理ゲノミクスを最後に置いた点も薬理学のトレンドを見すえた優れた構成です。すっきりとした文章により薬物を薬物群として理解することは、概念的な理解・記憶に役立ちます。紹介された専門書や総説はさらに発展的学習を刺激してくれます。各論の章末には薬物群、個別薬、臨床使用、副作用、薬物相互作用・禁忌、備考を表にしてまとめてあり、3段レベルに構築された索引と合わせて、試験直前の記憶の整理や忙しい臨床の場でのチェックに有用です。 Goodman & GilmanやKatzungが教師のタネ本であることは有名ですが、なにぶんにも大著です。本文約800ページで、折に触れ知識を確かめるために眺めてもよく、学生が読める、読みきれる量の正統で最新の教科書ができたことを心から喜び、皆さんにもお勧めしたいと考えています。 |
Jacob Armen at 9th annual ARMENIAN MUSIC AWARDS
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