![]() 惨劇いろは丸 |
歴史時代小説が好きで、よく読みます。特に幕末の時期を扱ったものは、筆者も作品数も多く関心を持っています。本書は、勤皇か佐幕かと揺れ動く時代の中で、地方の小藩が懸命にその時代を乗りきって行こうとする姿がいきいきと描かれています。最後まで一気に読ませてくれました。もちろん史実に基づいたものです。
伊予(今の愛媛県)の大洲藩が分不相応な蒸気船を購入します。その船名が「いろは丸」。あの坂本竜馬による命名と描かれているところが楽しいですね。坂本竜馬の亀山社中・海援隊、主人公の大洲藩士井上将作、その上司国嶋六左衛門、主人公にほのかな思いを寄せる八重さん、登場人物のそれぞれの心情がよくでていまして面白く読んだ次第です。 特に、「いろは丸」沈没後の後始末、つまりは賠償金をめぐっての交渉過程が実に面白い。 わが国初めての蒸気船どうしの事故とのことです。ここのところは読んでのお楽しみとさせていただきますが、最後に主人公と八重さんが結ばれるということをお知らせしておきます。 |
御舟宿いろは(旧魚屋萬蔵宅) - 地域情報動画サイト 街ログ
人気動画
|
Loading...
|
