イマージュ10 emotional&relaxing(Blu-spec CD(TM))
いま感動にうち震えております・・・。苦節30年。探しに探したモノが、ついにみつかりました。
「日曜洋画劇場」は、高度成長期どまん中の日本の家庭に、毎週洋画を届ける人気番組でした。解説はもちろんあの淀川長治先生。「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・・」の決まり文句から一気にエンディングへ。そこで流れるのが、この「So in Love」でした。
妙に暗いイメージで、荘重かつ華麗。幼心に「ああ、もう寝ないといけないんだ」とプレッシャーを感じつつ布団にもぐり込んだものです。アメリカを代表する大作曲家コール・ポーターが晩年の1948年に手掛けたミュージカル『キス・ミー・ケイト』の一曲。それをモートン・グールド楽団というのが、1951年に録音したらしい。
これが廃盤で、いくら探してもみつからない・・・・。そしてソニーから「イマージュ」シリーズ10で復刻!その歴史的録音が今よみがえる!それは、まさにあのエンディング・テーマでありました。モノラルの古色蒼然とした録音状態ではありますが、上々のできばえ。思っていた以上の感動です。。。
想い出を共有する皆さん、この一曲のためだけでも必買です!!
『レコードのムード』シネラマ映画「世界の七不思議」編
日曜の夕方に心を開放してあれこれ夢想するのにぴったりの内容です。
特に、モートン・グールドのSo in Loveは、何度聴いても素晴らしい。
これが30分くらいのピアノコンチェルトだったらなぁ、などと贅沢なことを考えてしまいます。
特上カバチ!! DVD-BOX
前回「歌のおにいさん」では櫻井くんが友情出演しましたが、今回は大野くんが最終回に友情出演☆「魔王」の時のような雰囲気が漂ってましたww
最後の最後に田村と美寿々が…!って感じではありましたが、裏番組でやっていた某法律番組よりは学べた所あると思います。
ギャグ的要素もたくさんありましたが、個性的なメンツが揃ったなぁと思いました。
田村の人間くさい性格もこの時代には必要かもしれません(^^*)美寿々とのコンビよかったです!
欲を言うなら大野くんと櫻井くんも絡んで欲しかった…!
日曜夜のテレビは哀愁
日曜夜に放送された(ている)テレビ番組の新旧テーマ曲やBGMを、その放送時間順に収録した編集盤。単に番組のオープニングテーマを羅列したのではなく、番組内で印象に残るシーンで流れていた曲を選んでいるのが実にうまい。ご丁寧に最後にはサンドストームまで入っている。
個人の思い出に訴える企画だけに、人によって「あの曲が入っていない」という意見が出るのはごく自然なことだ。逆に言うなら「これは!」というものがあれば文句なしに買いである。僕は長年探していたM16一曲のために購入を決めた。加えて、ここ最近各番組での"お便りコーナーのBGM"としてすっかり定着したM17の収録も嬉しかった。
ひとつ難点を挙げるとするなら、この凝った企画の裏返しとして、選曲したスタッフの意図が少々出しゃばり過ぎているように感じるところか。"日曜夜研究会"による解説"寂しさと切なさと心細さと"は、はっきり言って余計だ。こういう文を書いておきながら、最後に「好き勝手にお楽しみ下さい」とやるのは、単なる送り手のエゴでしかない。醜い。
JIN-仁- DVD-BOX
いやあ、久しぶりに夢中になったドラマでした。
人気の原作も読んでいなかったので、「現代の医者がタイムスリップして江戸時代に・・」なんていうふれこみを聞いた時点では、どうせチープなお子様むけドラマだろうなどと高をくっていたのですが、見始めてすぐに、その予想が見当違いなことがわかりました。
物語としては飛びぬけて斬新とか、練りに練られているとかいうものでもありませんが、
キャスティングがこれ以上ないくらいにばっちりハマっていたのが、高視聴率の最大の要因だと思います。
大沢たかおの少々大根チックともとれる朴訥な演技は、ひたすら真っすぐで誠実な南方にぴったりだったし、綾瀬はるかは清楚で可憐なのに凛とした部分もしっかり持つ強い女性を“武士の娘らしく”演じきっていました。そして内野聖陽は豪放磊落かつめっぽう情にもろいやんちゃ田舎侍の坂本龍馬を好演し、にわか龍馬ファンを増殖させたのは確実でしょうし、花魁・野風を演じた中谷美紀は彼女の独特の知的クールビューティさが光ってました。その他脇を固める人たちも例外なく役になりきっており、彼らのドラマで描かれていない部分まで想像したくなっちゃうくらいの興味というか親しみを覚えました。
配役以外でも、豪華なセットや江戸の町並みを違和感無く再現したCGなど、ドラマに厚みを与えている要素は多々ありましたが、やはり、近代的な医療物資のない世界で主人公が知識と想像力を駆使して困難を打破して行くという“サバイバルストーリー”の趣きこそが普通の時代劇にはない大きな魅力だったと思います。
思わせぶりに引っ張り続けた“謎”の数々は、最終回でも明かさずじまいだったので、近いうちの続編が予定されているのでしょうが、今回の高視聴率に慢心せず、前作以上の素晴らしい作品にしてほしいものです。(野風のその後も気になります!)