エルサレムスリム
92年発表。Steve Stevens(g)と元HANOI ROCKSのフロントマンMichael Monroe(vo)が息統合して結成されたが、レコーディングはしたもののデヴュー前にSteve Stevensが脱退、幻となったバンドの唯一のアルバム。
他のメンバーは同じく元HANOI ROCKSのSam Yaffa(b)、元SHARK ISLANDのGreg Ellis(dr)。Steve Stevensはよりにもよって、HANOI ROCKS解散のきっかけにもなったVince Nealのバンドへと行ってしまう。当時Michael Monroeはかなり凹んでいたらしいが、そんな彼がこのアルバムをリリースさせたと言うのは、今考えたら奇跡的な事だ。そんな経緯に反してファンの元に届けられたこのアルバムは実にカッコイイものだった。この4人のルックスも強烈にカッコイイ...。
音の方はHANOI ROCKSのようなルーズなR&Rというよりも、SteveのATOMIC PLAYBOYSやVince Nealのアルバム”EXPOSED”に近いヘヴィメタリックな音だ。ただMichaelはSteveのようにカッチリ弾くタイプのギタリストよりもルーズなR&R系のギタリストの方が合っている気がするが...。LITTLE FEATのカヴァー#7(Ian McLaganのピアノが最高)を聴くとそれがはっきりわかると思う。
まあ、Steve Stevensのギターが好きな自分にとっては全部カッコイイんですけどね。
Jerusalem
実はこのCD、1994年後半には完成していたんです。しかしメジャー契約をしていたSLEEPが、メジャーアルバム用に作った曲が1トラック52分。これを聞いたレーベル側が「これじゃアカンがな!メジャーでこんなヤバ過ぎることしちゃアカンがな」と52分の超大作をあっさり却下。そしてレーベル側はバンドに無断でこの1トラック52分の超大作を6トラックに切ってプロモーションを始めてしまったのである(1番上の緑のジャケ)。それにバンド側は不満を持ち結局リリースは断念させられた。レーベルとも契約を解消。
もー何だよこれは反則ですよ。52分間ほぼワンリフ。拷問です。そりゃメジャーもリリースを躊躇するよあんた。いやむしろ快感ですよほんと。あっさり聞けちゃうのね。しかも前作には見られない音の進歩たるや凄まじく、脳細胞のひとつひとつに音が話しかけてくるような感覚。素晴らしすぎる・・・。まず全楽器の音がこれでもかと分厚くなってグルーブ感500%アップ。こんな音楽聴きながら車は運転できません。目が廻ります。テンポは遅いといってもスラッジに聞きなれてしまった俺はそんなには遅さを感じない。しかし独特のドラムの使いまわしで、テンポがわからずグルングルンと頭の中をかきまわします。オズボーンのおっさんはこのCDを奥さんから「SLEEPの新作よ!」と持ち寄られ聴き「長いな。終ったら起こしてくれ」と言ったらしい。でも一応絶賛はしているが。
メンバーはこのJERUSALEMを作るに当たってMELVINSのアルバム「MELVINS(LYSOL)」(アルバム発売当初LYSOLというアルバムだったが、同名の殺虫剤メーカーに訴えられアルバム名をセルフタイトルMELVINSに改名)から多大な影響を受けたといっている。LYSOLも同様の長編スラッジナンバーです。興味ある人は聞いてみて!
しっかしこんなすげーバンドがレーベルとのこじれで解散してしまったなんて・・・本当に泣けてきます。勿体無さすぎですよ。
漬物石の変わりに置くも良し!
ケーキのトッピングにするも良し!
お墓のの中に持っていくも良し!
もー!好きにして!
失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ 「漢字」がすべてを語りだす!
「失われたミカドの秘紋」店頭で立ち読みを始め、見聞きしたことのないユダヤ史実とアラム語やそのヤマト言葉への転化に魅了され、その場で閉じることができずに購入することになった。自宅でじっくり読んでみると、加治さんが発掘されたリアルな歴史的ファクトとフィクションの繋ぎ目がクッキリしていて、ノンフィクションと、文芸の間を、行ったり来たり、朝日や民主党の同時代時事ネタもパクり、読者を政治空間にも誘い込み、キリスト前の古代とイマの異次元を粗い縫い目で紡ぐ未体験のストーリー展開である。古代史事実発掘の圧倒的な斬新さセム系言語の組み合わせた謎解きは、今夏の暑い夜の時間消化に格好であった。 最後に、腑に落ちないのは、景教を東アジアにまで持ち込んだ秦氏の別名、アッシリア人の表出を抑制したのと、ストーリー中、チャイナの現体制が拠り所とする対立軸『言論の自由』vs.『天皇制護持』はやや説得力が弱いのではなかろうか。
ADK(紙ジャケット仕様)
あぶらだこは20年以上のファンやってますが、このアルバム一番はまってた中学生時代にはおいそれと手の出るものではありませんでした。
それが今思い出したように検索かけたらこんな安価で買えるなんて!
正直言って万人に受け入れられる音楽ではないです。punk系のアンダーグラウンドな音楽が好きな人にも
オススメはしません。聞いたことはないけど興味はあるって人はしっかり視聴することをオススメします。
でも当時のインディーズシーンにあっても異端なこの音はハマる人にはガッチリハマると思います
音質は確かによくないですが、当時ダビングのダビングで聞いてた私には十分神音質でしたw
planetarian ドラマCD 第二章 「エルサレム」
planetarianのドラマCDですが、ゆめみは出てきません。
一言で言うと『戦闘モノ』です。本編とは関係がありませんが、自分は気に入りました。
声優さんは豪華です。