J.LO
デビュー・アルバムを300万枚売って、ハリウッド女優とシンガーの両立
&成功を達成したジェニファーのセカンド・アルバム。
よりR&B色の強い、パワフルなアルバムだ。また、ラテン曲も増えている。
前作同様スペイン語曲も収録。
このアルバムが全米初登場1位を記録した週、主演映画「Wedding Planner」
も1位になるという史上初の記録を樹立。しかもアルバムがこの映画のサント
ラというのではない、というところがまた凄いという。
3rdシングルが全米1位になり、絶好調のJ.Lo。
アメリカでは300万枚を売っている。
ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]
ウェブの世界で、グーグルを激しく追い上げるソーシャル・ネットワーキング・サービスのFacebookは現在最も注目を浴びている企業の一つだろう。この映画では創業者のマーク・ザッカーバーグが2003年にハーバード在学中にどのようにFacebookを生み出したのかを描いている。
ストーリーは2つの訴訟を軸を展開される。一つはザッカーバーグが実は他の学生のアイディアを盗用してFacebookを生み出したと訴えられたもので、もう一つは親友で共同創業者のエドゥアルド・サベリンを会社から排除しようとしたことに対して訴訟を起こされたものである。相手の訴えがどこまで正しいのかはこの映画でもクリアにはされないが、この映画を見る限りでは両方とも黒に近いのだろう。
また、この映画をみて、アメリカのネット関連ベンチャー企業の凄まじいまでの活力と成長力を実感した。ナップスター創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、巨額のスポンサーを獲得して世界中にユーザーを増やしていくスピードには圧倒された。
バラード
小曽根真が鍵盤を操るしなやかなタッチは非常に有名なわけですが、この『Ballads』ではその効用が集約されており、当に陶酔へ導いてくれます。
静謐な曲が多く、小曽根氏の繊細な濃淡の表現には、余韻の中へ疲れが溶けてしまうような浸透力がありました。ちょうど余白に久遠を感じさせる水墨画のように、
行間を聴かせる音楽、これぞ小曽根氏のバラードの美しさなんですね。他の楽器との間合い、呼吸、全ての構図が美しく、またコンポジションのデザインも緻密で
素晴らしい音の絵が立ち上がります。小曽根氏のロマンチシズムの結晶が見れた気がします。
2「ア・マン・オン・ア・コブルド・ストリート」、3「マイ・トゥモロウ」、4「エイジアン・ドリーム」、5「ミスト」この流れは旋律の美しさが静かに咲き、実に素晴らしいです。
9「ホエア・ドゥ・ウィー・ゴー・フロム・ヒア」のマイケル・ブレッカー(ts)と小曽根氏のピアノだけのナンバーもお勧め。ほれぼれする静謐に淡く慎ましい美しさで旋律が弾かれてゆきます。
アサヒ黒生CM曲の11「ウィー・アー・オール・アローン」や1「シー」などスタンダードポップスは、展開に新たな景色をつけてゆく小曽根真のインテリジェンスとロマンチシズムが分かりやすく伝わります。
仕事帰りの車の中、疲れが静けさの中に沈んでゆくようです。
Eureka
ある種の青さがあってこそのギターポップ〜パワーポップなのかもしれないが
そこにあって成熟してなお、美しい作品というのはある。
ルーニーの新作がインディーズからなのは、意志があってのインディーズ・リリースなのか、
私にとってはファウンテインズ・オブ・ウェインの3rdと匹敵するほどの
成熟してすばらしい作品と賞したい、メジャーでリリースされても全く不思議じゃない
彼らの名作になったと思う。
隠れたグッドメロディー・メーカーのルーニーらしいM-1,2のポップな感じと
M-5,8のような80sっぽくてくせのあるアレンジも健在で、
M-10,11,12のラスト3曲が、おなごはキュン死に必至のナンバー。
ひとつの作品にいろいろと盛り込むのもまたルーニーらしい。
かわいいなーと思ってた彼らも、成熟した信頼のブランドみたく
長く愛される域に達した気がする。
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『ソーシャル・ネットワーク』はとても面白かった。☆5つの上だと思います。
アフリカ大陸北部から始まった民主化要求運動の波を一つにまとめたメディアは「フェイスブック」であると伝えられています。本作の主人公は「フェイスブック」の創始者であるマーク・ザッカーバーグ。彼については様々な書籍が刊行されています。一押しはフェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)。なかなか癖のある人物で、「正論」をつき進みます。周囲との和を尊重するより、自己の正義を優先する。本国アメリカでもその人間性に疑問符が付く人物だが、忠実に正論を実行に移すことで、驚くべき速さで成功を勝ち取ります。周囲との妥協や根回しといった人間関係への配慮はしません。日本社会では間違いなく異端児視され、社会的につぶされる人物であろうと思います。ザッカーバーグの実像をさらに立体的にとらえるために、映画の鑑賞と、読書をお勧めします。
自分の正義や直感を貫き通せたらどれだけ理想に近付けるだろう。しかし、現実は煩わしい人間関係や社会的な規範に遠慮して行動に移せない自分がいる。この映画を面白いと感じる理由は、束縛された自己への諧謔があるのかもしれません。また、社会を変えていくのは異端であることも示しています。様々な解釈ができる面白い作品です。
画面;2.40:1 2層ディスク
音声;オリジナル英語 DTS-HD Master Audio / 5.1ch サラウンド
日本語吹き替え DTS-HD Master Audio / 5.1ch サラウンド
字幕;日本語 英語