すんドめ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
「君とはSEXしないよ
他のコ達とはしても
行きずりのヒトともしても
地球上で2人きりになったとしても君とだけは絶対にSEXしない
君がいくら泣いてあたしを求めても
あたしが君を射精させる事は絶対にないよ
それでもいい?」
このセリフは自分の中の何かが目覚めさせられたような印象深い言葉であり、これからの展開の為に必須の名セリフですね。このセリフがただ胡桃の好奇心を満たすものなのか、それとも何か重要なキーワードなのか・・・初見ではご褒美と胡桃に見放されたくない為に頑張る英男が滑稽に感じましたが、何度か読むとプールでのシーンでの胡桃が静かに見守る中、石を見つけた英男に対して胡桃の「がんばったね」と言う一言に、好奇心を満たす為だけの遊びでやっているのではないと言う何か重いものを感じました。
この作品の鍵の「すんドめ」と言う描写も普通のエロ漫画よりも興奮するモノがあります。
ですがそれだけではなくこの作品には胡桃の見え隠れする影に伏線が張られており最後はシリアスな展開になるのではないかとにらんでいます。
とにかくこの作品には惹きつけられるモノがあるのでオススメです。買って損はないです
いびつ 2 (ヤングチャンピオンコミックス)
無駄な言葉が凄く多いようで、すんドめの時より更にセリフに無駄が無いような気がします。 基本的に登場人物が歪んだ考え方ですし、ちょっと言葉が足りなくて良く分からないことや伝わらないこともあるんじゃないかなと感じました。 そういう細かい描写と遠回しのセリフだけで読者側に考えさせるような趣向のものが好きな方は楽しく読めると思います。 岡田先生の作品は、いつも心が揺さぶられます。 いびつも、言葉で上手く表現出来ないんですが、なんか夜寝るときに布団の中でずっと考えてしまって、なかなか眠れなくなってしまうような、寂しさと、痛々しさの中に憂いを帯びた美しさ、哀しみと切なさとドキドキとハラハラ、ささやかで且力強い愛があります。
少し不快な人物がこの巻では登場してきましたが、「誰にも脅かさないで欲しい」と、二人の日常がずっと続いていくことを願ってしまいました。
なにか哀しいことが起きないかとても心配で、続きがまた気になります。
blackbird, fly(すんドめモデル)
軽い。リコーフレックスやヤシカ44とは比べ物にならないぐらい軽い。プラボディだから当たり前だが・・・。絞りがF7とF11しかないのがちょっと寂しい。二眼レフに慣れた人はつらいかも・・・ピントグラスが連動しないのでピント合わせは目測になってしまう。不便極まりないと思う。しかし、痛カメラとしては最高のモデルなのかもしれない。フィルムの幅いっぱいに露光するシステムもなかなか無いと思う。その2点は評価できる。
いびつ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
この作者の想像力は素晴らしい。もう何年も漫画なんて読んでなかったのに、たまたま読んだヤングチャンピオンで「これは!」と思った。 一発で私はこの作者のファンになった。こんなことってなかなかないよねぇ〜