ロックマンギガミックス (2) (BN COMICS)
実を言うと、10年以上待ったメガミックスの続刊であるギガミックス第1巻は、個人的に不発に終わっていました。確かに面白かったのですが、期待が大きく「面白いなあ」で終わってしまったことが残念でした。あるいは、自分の感性が変わってしまったのだろうかと思いました。
なので、様子見で買ってみた第2巻…という感じだったのですが…。
「これは…?!」
と、まず冒頭の山場シーンで感じ、やはり面白くてぐいぐい引き込まれていきました。それで一度全部読み、近年無くとても熱い気持ちになりました。そして、寝る前に2回目を読んで、自分の中で一生ものの作品になりました。子供の頃にすさまじい衝撃と影響を受けた、「仲間」そして「心」が感じられる作品でした。
感想は…良いシーンがたくさんありますけども、個人的に一番熱くなったのは、ワイリーとライト博士のあるシーンです。ロールちゃんにも心揺さぶられました。あと、アルバイター達も…ッ!
読んでない方は、是非買って読んでほしい!と思います。
自分自身の気持ちや伝えたいことを、分かりやすく、でも簡潔に書こうと思いましたが…長文になってしまいました(-_-;)しかし、本当は言葉に出来ないほどの感動があり、それを1日クーラーダウンして、なんとかここまで持ってきました;
最後になりましたが、続編がすごく楽しみな作品です!
ロックマン9 アレンジサウンドトラック
すごくお洒落だったり格好良くアレンジされていて、個人的には買ってよかった。 最近動画サイトなどでも個人がアレンジしたものをよく見かけるが、やはりプロというところが感じられた。 でも正直、曲の原型が分かりにくいものも幾つかあったり、個人によって好き嫌いが別れるものだと思う。
ロックマンギガミックス Vol.3 (BN COMICS)
ついに迎えた、迎えてしまった、有賀ロックマン・サーガ最終章。
地球の存亡をかけた、ロックの、ロボットたちの全ての力を出し切る晴れ舞台だ。
もう、四の五の言わずに読むしかない。作者の愛の結晶が、全てここに結実している。
見どころを敢えて上げるなら、たくさんのロボットが大挙して登場する中、各シリーズから選抜された代表選手の見事な活躍だろう。流石に50体を越えるロボットたち全てにスポットを当たるわけにはいかないが、それでも各ナンバーズから細かく見せ場を用意してくれるサービス精神は流石。
1からはカットマン。最もロックに近い男の、悲壮な決意と覚悟の瞬間を見よ。
2からはクイックマン。史上最強の名に恥じぬ、電光石火の存在感よ。
3からはシャドーマン。常に影に生きる男の望まざる表舞台への登場は、刮目せずにはいられない。
4からはリングマン。その身に余る重責に堪えかねた男に差し伸べられた救いの手とは?
5からはスターマン。時給戦隊アルバイターのリーダー、彼こそスター、真のスター!
(何故か6はおいといて)
7からはシェードマン。まるで全てを統べるホスト役。名バイプレイヤーとしてのしたたかな采配の妙。
いつも通りのフォルテ。生きる意味を探し続けてきたブルース。
科学者の性とのジレンマに悩むコサック。やっぱりいつも通りのライトット!
そして最強にして最悪の親友同士、ライトとワイリー。 全ての人に、全てのドラマを。
そして、やはり全てに決着を付けるのは、我らがロックマン。
地球人類の希望をのせて、いざ最大最後のロックバスター!
これを読まずしてロックマンを語るなかれ。
「リミックス」から、15年に及ぶ長き因縁に全ての決着を!
ロックマンギガミックス Vol.1 (ブレインナビコミックス) (BN COMICS)
ロックマンメガミックス『史上最大の敵』発表以来、待望の続編が満を持して堂々の登場である。ここに至るまでの長い困難の道程は、熱心な読者諸兄なら御存知の通りであろう。続巻・復刊を望む読者の絶えないコールと、その声に対して真摯に向き合い続け水面下で努力を重ねて来た作者の執念、そして希望が遂に形となった。
『メタルハート』の前日談となるロックマン3物語『アステロイドブルース』と、バトル&チェイスにロックマン7を絡めた『バーニングホイール』の2本を収録。
目を見張る作画力の向上が、今日までの歳月の流れを語っているが、それでいて有賀氏独特のタッチや雰囲気は全く失われておらず、前半パートのシリアスで引き締まった絵柄と、後半パートのコミカルでややディフォルメ調の絵柄との書き分けがバランスよく一冊に収まっている。手に汗握る激闘も、吹き出しながら楽しめるレースも、非常に面白く読み応えがあると思う。是非とも手にとって読んで頂きたい。